EXILE TRIBEによる「LIVE×ONLINE COUNTDOWN」約4時間にわたって開催!全54曲で年越しで「YELLOW HAPPINESS」で賑やかにパーティタイムを締めくくる【公式レポ】

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 EXILE TRIBEによる有料配信ライブ『LIVE×ONLINE COUNTDOWN2021▶2022』が12月31日、配信された。

 以下、公式レポート。

 EXILE TRIBE PARKから生中継した本公演には、EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEのほか、オープニングアクトにiScreamとPSYCHIC FEVER、ゲストとしてHappinessが出演(小林直己、白濱亜嵐、関口メンディーは不参加)。メンバーたちは約4時間に渡って熱いステージを展開した。

 錚々たる顔ぶれが控える中でトップバッターを飾るのは、2021年6月に本格始動し、1月14日にMISIAのカバー曲「つつみ込むように…」をリリースすることが決まっている、3人組ガールズユニットiScream。フレッシュな魅力もありながら実力派グループと名高い彼女たちは、切ないラブソング「himawari」をアカペラ始まりの新アレンジで届ける。高い歌唱力を発揮すると、「Scream Out」のクールなダンスや「Maybe…YES」でのキュートな笑顔とのギャップで視聴者の心を掴んだ。

 続くのは次世代のEXILE TRIBEを継承するグループ PSYCHIC FEVERは、東京から世界へ挑んでいく意気込みを込めた「Tokyo Spiral」や、ボーカルをフィーチャーしたラブソング「Snow Candy」といったプレデビュー楽曲を惜しみなく披露。メンバー自らダンスの構成を制作するなど、クリエイティブな才能を持つ彼らは、8人それぞれの武器とグループとしての一体感を巧みに織り交ぜ、オープニングを盛り上げた。

 それから間もなく、20周年イヤー真っ最中のEXILEが登場する。真っ赤な衣装で統一したメンバーたちは、SHOKICHIの豪快なドラミングと唸りを上げるNESMITHのギター、TAKAHIROのシャウトを合図に、NEW EXILEにとっての第一弾楽曲「RED PHOENIX」に突入。噴き上がる炎の中で繰り広げられるアグレッシブなパフォーマンスが、宴の始まりを告げた。

 するとEXILE TRIBEメンバーが次々に現れ、白い衣装とサングラスでスタイリッシュに決めたTHE RAMPAGEは「FULLMETAL TRIGGER」を、エレガントな緑色の衣装が新鮮なFANTASTICSは「STOP FOR NOTHING」を立て続けに披露。赤×黒のカジュアルファッションながらも圧倒的なオーラを放つBALLISTIK BOYZが「PASION」を通して画面越しに視聴者を煽るとコメント欄が賑わう。そんなJr.EXILEのカラフルなステージから一転、三代目 J SOUL BROTHERSはシンプルな黒スーツで余裕たっぷりに「J.S.B. DREAM」を歌唱。彼らの洗練されたパフォーマンスが、デビュー10周年を経た歴史と、LDHが築いたものの大きさを物語っていた。

 その後は、MCを務める佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と陣(THE RAMPAGE)が進行するEXILE TRIBE PARKのブース紹介を挟みながら、各グループが数曲ずつ楽曲を繋いでいく。全身から気合がみなぎっているTHE RAMPAGEは、3ボーカルのエモーショナルな歌声はもちろん、ダンサーショーケースや、「HEATWAVE」のアウトロに「Move the World」のトラックを繋いで届けたダンスパートなど、単独ライブを彷彿とさせる演出で視聴者を魅了。

 ゴールドの衣装に身を包んだまさに“SUPER SHINE”なEXILEは「DANCE INTO FANTASY」や「24WORLD」といった楽曲を、時に楽しそうにアイコンタクトを交わしながら、時にEXILEを継承した者としての覚悟を滲ませながら歌い踊る姿が印象的だった。この笑顔に辿り着くまでに、彼らは一体どれだけの苦悩を乗り越えてきたのだろう。だからこそ、EXILEに憧れてアーティストデビューの夢を叶えたBALLISTIK BOYZが、「Animal」や「All Around The World」といった“世界への挑戦状”を堂々と歌い上げる姿を観ていると胸が熱くなる。

 三代目 J SOUL BROTHERSは、配信でライブを視聴しているという小林直己に呼びかけながら、2021年にリリースした最新曲「Honey」や2016年に初めてELLYがラッパーとして参加した「Feel So Alive」など、10周年のアニバーサリーツアー『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2021 “THIS IS JSB”』を彩った楽曲を連発。登坂広臣のロングトーンやパフォーマー陣のダンスソロなど、随所に個性が光る。

 演技面や遊び心の効いた演出にも定評のあるFANTASTICSは「Drive Me Crazy」でソファに腰かけると、不敵な笑みで視聴者にアピール。引きのカメラワークで、スタイルの良さとメンバー全員でのテクニカルなダンスを見せつけ、パフォーマーを中心に始動した“ダンスグループ”としてのプライドを示した。

 中盤には5人体制になった新生Happinessが登場し、デビュー記念日である2022年2月9日にリリースする待望の新曲『Everything』を初披露。80’sサウンドをオマージュした疾?感溢れるエレクトロポップに乗せて、ファンへの素直な想いを伝える。リーダー・MIYUUが「2021年はHappinessとしてパフォーマンスをする機会があまりなかったんですけど、そのぶん準備を重ねてきました」と語ったように、2022年はHappinessにとって再始動の年となりそうだ。

 また、三代目 J SOUL BROTHERSの「Summer Madness」を皮切りに、ライブはサマーチューンブロックへ。BALLISTIK BOYZのターンにはFANTASTICSやPSYCHIC FEVERが参加し、パーティムードに。

 FANTASTICSはEXILE TETSUYAをゲストに迎えて「Summer drops」をコミカルに歌い踊り、THE RAMPAGEは「LIVING IN THE DREAM」や「WELCOME 2 PARADISE」といったチルソングに身を委ねながら、無邪気な笑顔を見せた。振り返れば、2021年は多くのグループが有観客ライブを行い、EXILE TRIBEにとって少しずつ前進した1年だったと言えるだろう。だが、前を見据えながらも、ライブに足を運べなかったファンも誰一人置いていくことがないように、今一度かけがえのない思い出を共有したい――そんなメンバーの切なる願いが、この楽曲たちには込められていたように思う。

 ブロックの最後を飾るEXILEは、改めて「いつも本当にありがとうございます!」と添えると、第四章にとって初シングル曲となった「NEW HORIZON」や、平成から令和に変わる節目に発表した「LOVE OF HISTORY」を披露。EXILEのニューアルバム『PHOENIX』より、EXILE×三代目 J SOUL BROTHERSのコラボ曲「VIRTUAL LOVE」もライブ初披露となり、メンバーたちは画面越しに、オンライン時代でも変わらぬ愛と感謝を贈ったのだった。

 さらに、EXILEのデビュー20周年を記念したJr.EXILEの企画『EXILE TRIBUTE』からは、THE RAMPAGEが「No Limit」、BALLISTIK BOYZが「Touch The Sky」、FANTASTICSが「Each Other’s Way ~旅の途中~」をパフォーマンス。EXILEとJr.EXILEの総勢44人による「Choo Choo TRAIN」や、小林直己が振付した「Rat-tat-tat」をオールキャストで踊る場面も。ライブ定番曲「銀河鉄道999」では、肩を組みながら歌うTAKAHIRO&登坂の“兄弟”や、ダイナミックなバク転でコメント欄を爆笑で埋め尽くすムードメーカー 浦川翔平、ラップ担当の川村壱馬・海沼流星・松井利樹・奥田力也によるマイクリレーなど、この日ならではのコラボレーションも見どころとなっていた。

 さて、全54曲で構成された豪華なセットリストも、気づけば残り2曲。カウントダウン直前、ステージに集結した。EXILE AKIRAは「2021年は、本当にファンの皆さんに支えられ、応援してくださって乗り越えることができました。2022年は、この感謝の気持ちをEXILE TRIBE一同、そしてLDH一丸となり、エンタテインメントに変えてみなさんにお届けいきたいと思いますので、応援をよろしくお願い致します」と熱く語ると、いよいよ新年へのカウントダウンに突入、2022年を迎えた。

 新年の訪れを祝うのはもちろんこの曲、「PARTY ALL NIGHT」。最後は「YELLOW HAPPINESS」で賑やかにパーティタイムを締め括る。2021年にEXILE TRIBEが掲げたテーマ「日本を元気に。そして、日本の元気で世界を元気に。」のように、観ているこちらがつられて笑ってしまうほど、メンバーたちの笑顔は眩しく、心から楽しいといった様子だ。きっと彼らは、2022年もこうやって楽しみながら、笑顔の輪を広げていくのだろう。その幸せな輪が世界中に広がることを願いながら。

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