神尾楓珠、福本莉子、佐野晶哉、佐藤浩市らが市立船橋高校の中継生演奏に乗せて派手に登場!映画「20歳のソウル」完成披露舞台挨拶開催

神尾楓珠、福本莉子、佐野晶哉、佐藤浩市らが市立船橋高校の生演奏に乗せて派手に登場!映画「20歳のソウル」完成披露舞台挨拶開催1

 映画『20歳のソウル』(監督:秋山純/配給:日活)完成披露舞台あいさつが28日、東京・イイノホールで開かれ俳優・神尾楓珠(23)、福本莉子(21)、関西ジャニーズJr.でアイドルグループ『Aぇ! group』の佐野晶哉(20)、佐藤浩市(61)、秋山監督が登壇した。

 本作は、千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲『市船 soul』を作曲した一人の青年・浅野大義さんと、市船吹奏楽部の絆が生んだ奇跡の実話をもとにした『20歳のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド』(小学館)および『20歳のソウル』(幻冬舎)を映画化した作品。夢に向かって進んでいく主人公・浅野大義役を神尾、その親友で『市船 soul』の作曲を手伝う佐伯斗真役を佐野が演じている。

 8万の応募の中から獲ればれたという観客たちが会場にいるなか、神尾が注意事項の影ナレーションを担当して場内を沸かせる。そして開演時間となると、市立船橋高校と中継をつないでの生演奏が約20分ほど披露。場内が拍手であふれ、熱気冷めやらぬなか市立船橋高校の生演奏にあわせ、客席を縫ってマスクをしたキャスト陣が登場し、特効も入る派手な演出で目を引いた。

 神尾は実在の大義さんを演じるということへ「僕は今まで実在の人を演じるということがなく初めてでしたので、これまで演じてきた役とは勝手が違い戸惑う部分がありました。撮影を終えてみて、人1人の人生を生きるってすごく大変なことだと思いました。役者も1人の人生を生きることが多いので、そこに対する向き合い方が大義さんを演じて新しく変わったなという気持ちになりました」と、感じたことを。

 佐野は本作で映画初出演だそうで「市船高校を象徴するような役で、僕も中学のときに吹奏楽部でサックスを吹いていたんです。別の教室で友達と遊んでいて、『合奏始まってんで』と言われて呼びに来られたり、合奏をサボって先生に怒られたりとか。僕が高校時代に送ったような青春を取り戻させて頂いたような気持ちでした」と、自身に近いキャラクターに親近感を感じているようだった。

 この日のキャストのなかでは、劇中実際に楽器を演奏したのは神尾と佐野。神尾はトロンボーンを担当し撮影前に2、3ヶ月前から準備していたという。「組み立て方や扱い方が分からないなかから始まって、すごく不安でした。ですけど、吹奏楽部のみなさんが聞いたら優しく教えてくれました。みなさんのなかで演じられたのが良かった」と、振り返りつつ、司会の笠井信輔から「面白さはつかめた?」との声には「まだ面白いまではいかないです(苦笑)。難しいんです」と、ここは正直に話す。

 一方の佐野は、本作ではピアノを担当。中学時代はサックスを担当していただけに「なぜか監督は行けると思ったらしいんです(苦笑)。高校で少しやっただけだったので、猛練習して臨みました」というと、神尾は「めっちゃ弾けてましたよ!」と、驚いたり、2人がお互いの演奏を聴いて気持ちが入ったとも話していた。

 ほかにも、市立船橋高校の生徒の方が撮影に参加しており、その生徒のなかで「ほぼ毎日撮影で顔を合わせて、時間も長かったので最終日に何年生の子か、佐伯斗真のキーホールダーをプレゼントしてくれて。高校のときに、後輩からもらったものみたいにいまでも大切にしています」という交流もあったそうだ。

 そして秋山監督から「この映画は決して悲しい映画ではありません。浅野大義くんという男が20年という時間を力の限り生き切った、そんな希望の物語です。観て頂いた方1人1人のなかで、心の中で生き切った証だと思ってもらえれば」と、メッセージを寄せれば神尾からは、「市船吹奏楽部のみなさんの青春と絆と家族の愛情などたくさん詰まっています。大義くんが生ききる姿を最後まで観てもらえれば」と、伝えていた。

 映画 『20歳のソウル』は5月27日より全国ロードショー!

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