松坂桃李 広瀬すずとスーツ姿の新社会人の質問にじっくり返答で贈った言葉は?「遠慮なく甘えます」「好きなんだなって」「みなさんと直接やり取りする幸せを感じています」【原稿ロングめ】

松坂桃李 広瀬すずとスーツ姿の新社会人の質問にじっくり返答で贈った言葉は?「遠慮なく甘えます」「好きなんだなって」「みなさんと直接やり取りする幸せを感じています」【原稿ロングめ】6

 俳優・松坂桃李(33)、広瀬すず(23)が8日、都内で映画『流浪の月』(監督:李相日/配給:ギャガ)フレッシャーズ試写会に登場した。

 本作は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた作家・凪良ゆう氏の同名小説が原作。9歳のときに誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない・さらさ)を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき・ふみ)を松坂が演じる。

 この日は、50人の新社会人がスーツ姿で出席するなかでのものとなり、広瀬は「新鮮な景色です」と目を丸くする。松坂は「全員すべての方に感想を聞くと時間がないので、(SNSの)アカウントを教えてもらえれば、チェックしにいきますので(笑)」と、アピール。これに司会は「ハッシュタグがありますよ」と、SNSの使い方をレクチャーされることとなり、場内を和ませながらスタート。

 李組初参加となった松坂。その雰囲気として「お芝居を正面から向き合ってじっくり煮詰める感じなんです。監督・スタッフさんが『スケジュールをも気にしなくていい』というのを自然と感じさせてくれたので、自然と、役に没入できるので、気づいたらものすごい疲れていて(笑)。そういうのが僕の中では初めてでした」と、振り返ると広瀬も以前、李監督がメガホンをとった映画『怒り』のときに同じように気づいたら疲れていたとうなずきつつ、新鮮だったことは「毎日血のりをつけたんですけど、これだとゾンビ映画は大変だなって(笑)。でも役者さんとして血のりをつけることをしてみたかったので」というと、2人の合田でゾンビ映画はどうかという声があがり広瀬も「次はぜひゾンビで」と、声を弾ませた。

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 続けて、新社会人から質問を受けるコーナーへ。大変なことの乗り越え方は?という問いかけに、周囲に「遠慮なく甘えます」という広瀬は、「二十歳まで頼ることができないタイプだったんです。でも、心の言葉として話せる関係性の人に甘えると、こんなにも自分が楽になるんだなと思って」と、相談をしているそうで「そのとき助けてもらったからこそ、周りの人も助けられるようにと思って」と、自分が受けたことはしっかりと返しているそうだ。

 松坂は「1回立ち止まるかもしれません」といい、「自分も分かってないのに、“やんなきゃ”という感じでやりがちですけど、勇気を振り絞って立ち止まるのも大事かなと感じます。そこをピックアップすることで突破口になって乗り越えたことがあります」と、自身の乗り越え方を。

 2問目は、日々の仕事を頑張るためのエールがほしいというリクエストが。そこで広瀬は以前、自分がもらったという、「頑張らなくていいよ、頑張らないことを頑張ってね」という言葉を送り、松坂もこれには感銘を受けつつ大いに賛同していた。

 3つめは希望の部署に配属されなかったときのモチベーションの保ち方について。これに松坂は、「この作品やりたいとなったときに、全然違う作品に決まって、なんでこの作品やれないんだろうと思うんです。けど、今思うと、その作品をやったから、その後やりたい作品ができて、自分の中での最短ルートだったなって思うんです」という考え方を披露。広瀬も「良かったなというのが何年かたって感じたり、これが良かったと実感する機会が増えてて、神様が“こっちの方がいいよ”と言ってくれているんだろうなというのを感じながらでいいのかな」と、意見を伝えていた。

 最後の質問者となった方からは、仕事への意義に疑問を持ち立ち止まったときにどうまえを向いたかというもの。広瀬は「このお仕事をしたくて始めたというより、お姉ちゃん(広瀬アリス)が先にやっていて、ついていっている感覚が強かったんです。いつやめれるのかな……とか、タイミングとか……。楽しいのはファはファッションのときだけで、お仕事をするという強い思いを持てなくて。でも、やめれずやり続けていたときに、いまこれやめても私には何も残ってくなくて、周りと比べられたりとか悔しいと思って。悔しいが、私にはずっとあったんです。“勝つまで”、自分が満足するまで、いま辞めるのは悔しいから中途半端になるから」とやり続けた結果、「気づいたら好きになっていたりとか、いくらやっても満足しないというかすごい人はいっぱい上にいらっしゃるので情がどんどん出てくることで、自分の思考が変わって、なんか大切にしたいと気持ちが変わっていって。いまはそれでいいのかなと」と、自身の体験を伝える。

 松坂もふとした瞬間に考えることがあったそうだが、続けているうちに「目線が近くなってきて、現場の人たちの顔の表情が思い浮かぶようになってくるんです。たとえば、1つの作品が終わったときにクランクアップしたときに周りの顔を見たときにやってよかったと理由もなく思えてくるというか。今の僕はその空気を共有するために作品をやり続けているのではないかなって思っています。それが好きなんだなってだんだん分かってきて」と、しみじみだった。

 4つの質問を質疑応答し広瀬は「すごくいい会ですね。強くたくましく、行ってほしいなと思います。いろんなことが気になりながらも生活やお仕事をしていると思いますが、みんなそうなんだなと思いながら粘り強くがんばってください」と、メッセージを送る。松坂は、「すごくいい時間だったなと感じています。身が引き締まるというか、背筋が伸びました。こういう言葉を交わすって大事だなって。コロナ禍になって、劇場で舞台あいさつできない時期もありましたけど、少しずつ緩和されてきて、みなさんと直接やり取りする幸せを感じています」と、充実の表情を浮かべつつ「(SNSに)ハッシュタグをつけて感想を言ってもらえれば見に行きます(笑)」と、この日学んだことをしっかりコメントに入れ笑いを誘っていた。

 映画『流浪の月』は13日より全国公開予定!

 ※松坂桃李過去記事
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