【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド スイスに敗北も日本、準決勝進出!吉田(知)選手、スウェーデン選手に涙で感謝のハグ

【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド スイスに敗北も日本、準決勝進出!吉田(知)選手、スウェーデン選手に涙で感謝のハグ1

 平昌オリンピックは21日、カーリング 女子予選ラウンド「日本vsスイス」を行った。日本女子代表の「ロコ・ソラーレ(Loco Solare)北見」は、1-2で迎えた第4エンドに4点を取られるビッグエンドを作られてしまい、これが尾を引き4-8で敗れた。

 リード:吉田夕梨花(24= LS北見)、2nd:鈴木夕湖(26= LS北見)、3rd:吉田知那美(26= LS北見)、スキップ:藤沢五月(26= LS北見)、サブ:本橋麻里(31=LS北見)のメンバー。

 これまで5勝3敗の日本は、このスイス戦に1勝するか同時間帯に試合をしている「スウェーデンVSアメリカ」でアメリカが敗れれば、また、アメリカが勝った場合でも、明日(23日)に行われるタイブレークで日本が勝てば、初の予選突破で準決勝進出となる。

 この日は、4人ともショットが決まらず、特に重要なところでのミスショットがめだった。その反対に、スイスはピタピタと確実にショットを決め、スキップに行くときには苦しいショットばかりで、さらに決めきれないという悪循環に陥っていた。

 藤沢選手は、「(前半大量失点があって、流を決めてしまったかなと思うんですが、いかがですか?)全体的に2エンドめと4エンドめがそうだったんですけど、ちょっとウエイト(ストーンを投げるスピード)の感覚のミスだったり、ラインコールのミスだったり、細かいところのミスが目立って、逆に相手にパーフェクトに決められるというショットが多かったので、もう、私たちから見て、完璧に決まっているので、ああいう展開になるのはしょうがないなという感じです。
 (とはいえ、アメリカが敗れたことによって、準決勝進出が決まりました。今の心境教えてください)いまの試合負けて、私たち終わってしまったので、相手の結果頼みになって、こういう形になったのは、正直、複雑な気持ちではあるんですけど、こうやってセミファイナルのチャンスをもらえたということは、いまの負けた試合にもたくさんの課題があったので、それをもう一度やりなおせるチャンスをもらえたということは、本当に前向きに考えてもいいのかなぁと思います」

 インタビュールームに来たときから泣いていた吉田(知)選手は、「(涙の理由は?と問われ、苦笑いしながら)いろいろあるんですけど、試合自体がすごく不甲斐なくて、どんなときでも私がシッカリしてれば、もう少し決まっていればいい展開になる。私が決まればどうにかなるという風に思って、いつも氷に登っていたんですけど・・・」

 藤沢選手は、「そんなことないけど(笑)」

 吉田(知)選手は、「でも、もう少し出来るかなぁと言うふうにも思いますし、対戦した最後の相手がチームトリンゾーニで、彼女たちとはすごく仲がいいチームの一つでもありますし、私たちとスウェーデンとスイスと3チームで一緒にプレイオフに行こうねと約束していたんですけども、それが叶わなかった悔しさだったりだとか、でも、『絶対にもう負けちゃいけないよ』という言葉をもらって、くよくよしちゃいけないなぁというふうに思ってます。
 (あと、2つ戦えますよ)そうなんですよね(笑い)悔しいとかって、今で終わってしまったわけではないので、気持ち新たに、戦えることの喜びだったり、その舞台に立てることの楽しさだったりをもう一度思い出して、氷に上がりたいなぁというふうに思います」

 藤沢選手は、「(メダルがかかった勝負が始まります。一言お願いします)こんなに予選で負けといて準決勝に進めるっていうのは本当に悔しい思いもありますし、それでもチャンスをもらえたので、負けたチーム、もう終わってしまう5チームいるので、そのチームの分もしっかり自分たちが氷の上で精一杯カーリングをやっているというところを見せたいと思いますし、このままじゃ終わらせないぞという気持ちももちろんありますし、チナばかりに責任負わせちゃいけないなと思いました。チナ本当にオリンピック経験している選手なので・・(後ろを振り返る藤沢選手)・・責任を感じている部分あると思うんですけど、それでもチームなので精一杯みんなで戦いたいと思います(と、後ろが賑やかになってきながらも。なんとかコメントする)」

 藤沢選手がコメントしているところへ、スウェーデン選手が戻ってくる。一人の選手が吉田の肩を叩く。振り返った吉田選手はハグ。その後も続々とスウェーデン選手が戻ってくる。泣いている吉田(知)選手の涙を手で拭ってあげたり、「チナミ~」といって抱きしめたり、頭をなでたりするスウェーデン選手たち。

 インタビューを終えた藤沢選手もハグの中に加わり、「コングラチュレーション」「ユー、トゥ」なんていう短い会話も交わされる。

 先ほど、吉田(知)選手が言っていた仲のよいチームと、準決勝に導いてくれたということで、感激・感慨もひとしおなのだろう。

 藤沢選手は、{(次も明るいニュースを待ってますので、お願いしますね)がんばります。ありがとうございました}というと、2人ともいつもの笑顔に戻っていた。


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