初日舞台あいさつが開催（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・三浦獠太、浅川梨奈、お笑いコンビ『NON STYLE』石田明が6月20日に東京・池袋 HUMAX シネマズで映画『フェイクアウト！』（監督：堀江慶／配給：ギグリーボックス）初日舞台あいさつを堀江監督とともに開いた。
借金返済のために勤め先の機密データを持ち出す依頼を受けた青年・高島誠人（三浦）が、妹･由衣の誘拐や依頼人・桝井が遺体となって発見されるなど陰謀に巻き込まれていくクライムサスペンス作品。
三浦は「本当に初日を迎えられて良かったなって」と、無事お披露目できた喜びを語るとともに「初日を迎えられなくなるようなヤバい人は居なかったですけど」とつぶやいて笑いを誘う。
今回の主演の起用きっかけへ、三浦は「監督が別現場で車両部の応援でいらしていたんです。それで僕がガオレンジャー世代で、“ガオイエローですか？”って聞いたら『そうです』と言われて。そのときガオイエローって言ったから使ってくれたのかなって」と堀江監督が鷲尾岳／ガオイエロー役で出演していた2001年から2002年にかけて放送された『百獣戦隊ガオレンジャー』のファンだったことから縁ができたといい、堀江監督は「神奈川・三浦のロケでそれが楽しかったからまた三浦くんとと思って」といい、「車両部ナメちゃだめですよ」と続けると、三浦も大きく笑顔でうなずいていた。
誠人を演じて、「主演と言われたときに格好いい主人公なのかなと思ったら、全然格好よくなくて……むしろイライラするというか（笑）。だから、主演ぽくない主演という意識でやりました」とのことだった。
一方、浅川は“ゴスロリ”ことゴシックロリータ衣装で名前が明かされていない役を演じたが、上映後のため役名も明かし「やっと話せる」と喜びの声を寄せた。ゴスロリが最初は嫌がっていたそうだがピッタリハマって驚いたことや、とあることが初めてでもうまくできたそうで、「肩こりと戦いながらでした」と言いつつ胸を張る。さらに「ゴスロリの浅川が何かやってたよというのを伝えてもらえれば」と、メッセージをよせていた。
借金取りの根本圭司役を演じた石田。堀江監督とは10年ほど前に香港の短編映画でともに仕事した縁で仲良くなり今回の出演となったそう。借金の取り立て屋の役作りの話題となると、石田は「リアルに小学校のころ受けたことがあるので役作りいらずです。ああいう人達はヘラヘラしながら詰めてくる人たちが多いんです」と臨場感たっぷりに話すとともに「拉致られたことがあるんです」と告白。これもまた「そのときのことを思い出しながら役作りして」としみじみ。ちなみに“拉致”された話のてん末としては「借金取りに最後は可哀想過ぎて1000円もらって帰されました」と、明かしていた。
プレゼントじゃんけん大会も
ほかにも主人公の借金が2000万円ということで2000万円あったら何がしたいかへ、三浦は「貯金しますかね」というとほかの3人から「夢がない」と総ツッコミを受ける。それでもその目的として「もうちょっと貯めてデカいことしたいです。それこそ映画とかに費やして作ってみたいですね」というと拍手を受けていた。浅川はディズニーランド好きだそうで、ディズニーランドに使うと話したり、石田は「（相方の）井上（裕介）に十一で貸します。金に困ってるみたいなので」とのことだった。
そして三浦から「きょうついに初日を迎えることができました。面白かったと思ったらいろんな方に勧めて何回も観に来てください」と、メッセージを寄せていた。
映画『フェイクアウト！』は公開中！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
