芳根京子と髙橋海人 笑顔のハイタッチも切ない理由?『君の顔では泣けない』新場面写公開

芳根京子と髙橋海人 笑顔のハイタッチも切ない理由?『君の顔では泣けない』新場面写公開1

 俳優・芳根京子主演で“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King & Prince』髙橋海人が共演し11月14日より公開を予定している映画『君の顔では泣けない』(監督:坂下雄一郎/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。本作の新場面写真が9月20日に公開となった。

 作家・君嶋彼方氏が2021年9月に上梓したデビュー作『君の顔では泣けない』。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前重版をかかった人気作となる。物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ……人生の転機を入れ替わったまま経験していくふたり。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる……。

 公開された場面写真は、本作においてキーとなる喫茶店“異邦人”での、芳根演じる陸と、髙橋演じるまなみ、そして西川愛莉と武市尚士が演じる高校生の陸とまなみの姿を捉えた場面写真。

 高校1年生の夏に入れ替わってから、高校を卒業しそれぞれの道を歩むことになる陸とまなみ。高校在学中は近況をノートに綴り、それを密かに交換することで互いの情報を共有していたが、大学以降は頻繁に会うこと自体も難しくなっていく。そんなふたりは、近況報告のため1年に1回、7月の第3土曜日に同じ喫茶店<異邦人>で待ち合わせをしようと決める。入れ替わった日から、秘密を共有するふたりとって、そこは、“本当の自分”に戻ることができる唯一無二の待ち合わせ場所になっていく。

 <お互いの人生>を歩むふたりにとって、<お互いの人生>の話をする「異邦人での第三土曜日」は、かけがえのない時間。ただの友達ではない、運命共同体ともいえるふたりの複雑な想いを重ね合う笑顔のハイタッチも、どこか切なさを感じさせるショットも公開されている。

 ※記事内画像は(c)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

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