オハヨー乳業株式会社が10月14日から11月3日まで京都駅ビルほかで行われる『第1回京都駅ビル芸術祭』に出店している。
『第1回京都駅ビル芸術祭』(ゲイジュツ ノ エキ 2025/GNE)は京都駅ビル開発株式会社による駅という大きな建物そのものを、ひとつのアート作品として見立てる試みとして展開するもの。「文化・芸術のプラットフォーム」として、さまざまなジャンル超えた“かけあわせ”と、“人・物・組織のつながり”を生み出す新たな挑戦をする。
京都駅中央口から出た先でキッチンカーが出店。提供されるのは『BRULEE(ブリュレ)』(700円・税込)。コンビニなどで販売もされている人気のクレームブリュレの食感をアイスクリームにした商品だ。
これまで関東圏でイベント出店もされているそうだが、約1時間ほどの行列ができたという。これは、注文を受けてから1つ1つ作っていくスタイルのため待ち時間がかかるのだとか。その制作過程も公開され、コック服を着た方がサングラスをしながら出来を見守るものとなっており、工程には水蒸気もあがるなど、何かの実験を見ているような気分にも。
そんな大量の熱が使われていることから商品は熱そうに見えるが、手に持つとひんやり。上にかかっているキャラメリゼは固そうに見えるが、スプーンでスッと割れ、口の近くに持ってくると、香ばしい匂いも漂ってくる仕上がりと、まさにアートのような1品となっている。
また、オハヨー乳業関係者に話を伺うとこれまで、キッチンカーは関東圏に出店することはあったそうだが、関西圏はこれが初となると話していた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ