グローバルボーイズグループ『JO1』川西拓実が11月23日よりWOWOWで放送・配信スタートとなる俳優・多部未華子主演の『連続ドラマW シャドウワーク』(監督:山田篤宏)に出演していることが10月14日に発表となった。
江戸川乱歩賞作家・佐野広実氏が2022年に刊行した同名小説が原作。夫からのドメスティック・バイオレンスの被害に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描くミステリー作品。「江ノ島のとある家で人生を取り戻していく女性たち」と「館山で発見された女性の不審死を捜査する刑事」という、一見すると交錯することのない2つの視点で展開していく。夫からの壮絶なDVの末、DV被害者の女性たちが集う江ノ島のシェアハウスにたどり着く主人公・紀子(のりこ)役を、WOWOW連続ドラマ初主演の多部が演じる。
“もう一人の主人公”とも言える女性刑事・北川薫(きたがわ・かおる)役を桜井ユキ、シェアハウスを取り仕切る家主・昭江(あきえ)役を寺島しのぶが演じる。
川西は本作でWOWOW連続ドラマ初出演なうえ、本格ミステリードラマ初出演。役どころは、桜井演じる薫の後輩刑事・荒木悠真(あらき・ゆうま)役で、自身初となる社会人役と初づくし。強いこだわりをもって女性の不審死の真相を追う薫に、若さゆえのガッツで食らいついていく相棒の荒木は、刑事としてはまだ半人前だが、純粋で思いやりのある人物という設定。ある痛みを抱えて警察署内で孤立する薫に寄り添っていく。川西はまっすぐで等身大の魅力満載で作り上げる荒木というキャラクターで、視聴者の目線に一番近い存在とも言える。そんな川西演じる荒木が、警察組織内で逡巡しながらも、奮闘する姿が楽しめるものになりそうだ。
また、メインビジュアルも公開されたが川西も入るものとなっている。
今回の出演に川西からコメントが寄せられた。以下全文。
■荒木悠真役/川西拓実(JO1)
初めまして。薫の部下、荒木役を演じさせていただいた川西拓実です。今回は警察官役で今までに演じたことのない役柄だったので、楽しみな気持ちと不安な気持ちがありましたが、皆さんに助けていただきながら演じることが出来たと思います。
もともとDVという言葉を知ってはいましたが、あまり深くまでは知らず、今回の撮影をきっかけにDVについてたくさん調べる良い機会になりました。観てくださる皆さんにもDVとはどんなものなのかを改めて理解して欲しいです。
DVがなくなることが1番ですが、実際に起きてしまったり、見てしまったらどうすればいいかなど、考えるきっかけになればいいなと思います。
すごくタメになることや、勉強になることがたくさんあるので、家族皆さんでこの作品を見ていただけたらと思います。
音楽も同じですが、いろんな情報が溢れすぎている今の時代には、必ず見なければいけないものがあります。そんなドラマだと思います。
以上
ほか、しっかり者で面倒見もいいが、どこかミステリアスな空気をまとった奈美(なみ)役をトリンドル玲奈。シェアハウスの住人最年少の洋子(ようこ)役を上原実矩。住人最年長ながら入居歴では“最若手”の住人である雅代(まさよ)役を須藤理彩。昭江の依頼で女性たちと夫との離婚調停を請け負う弁護士・西山千栄子(にしやま・ちえこ)役を街田しおん。主人公・紀子の夫・清明(きよあき)役を森岡龍。薫の夫・北川晋一(きたがわ・しんいち)役を竹財輝之助。看護師として働きながら、寺島演じる昭江とシェアハウスを共同運営する路子(みちこ)役を石田ひかりが演じることもアナウンスされた。
■「連続ドラマW シャドウワーク」新・特報
https://youtu.be/xUvlsUAZXtc
※記事内画像は(c)佐野広実/講談社 (c)2025 WOWOW