アイドルグループ『timelesz』寺西拓人が12月15日に東京・池袋のアニメイト池袋本店で声優出演しているオリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』(監督:河森正治:配給:ギャガ)トークイベントを『新しい学校のリーダーズ』SUZUKA、お笑いトリオ『ネプチューン』原田泰造とともに登場した。
『マクロス』シリーズを手掛けた河森正治監督の最新作で現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだエモーショナルでポップな異世界脱出劇。物語の主人公は、普通の女子高生の前澤栞(まえざわ・しおり)。ある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜に!目の前に現れた謎のウサギのスタンプから「スマホの中に閉じ込められた」と告げられ、現実世界ではもう一人の自分が突如現れて自由奔放に振る舞い出す。もう一人の自分の暴走を食い止めるべく、奇妙なスマホの迷宮から抜け出そうとする、もしかしたらSNS社会で本当に起こるかもしれない異世界青春ファンタジーとなっている。
トークイベント直前には、なんと3人が店前でゲリラでチラシ配りをすることに。午後6時10分すぎに、3人が登場すると人だかりができるなかビラを配っていた。
その後のトークショーでは、作品にちなんでもし自分がもう一人存在していたとしたら、そのもう一人の自分はどんな行動をしてる?という質問が。
寺西は「全然違う生き方って言ったら格好いい海女さんになりたいです」という。その気持ちとしては、「今の人生、僕はあの人たちに支えられてるんです。支えられてる言っても過言ではないぐらい貝とかが好きなんです。それを自分でできたら一番いいなって」とのこと。
貝類が好きという寺西にSUZUKAが「確かに、貝、似合いますね」というと寺西が思わず「適当すぎません?」と戸惑ったが、SUZUKAは構わず「ちょっと貝に見えてきました」と言い出し寺西は「本当ですか? 褒め言葉かな?」と言いつつもSUZUKAの言葉を受け取っていた。
また、作品の1つのテーマであるSNSで“バズる”について、自分でSNSで“バズる”ためにしていることは?という質問も。
これに寺西は、「僕はあんまり『バズる』とかをそんなに考えてこなかった人生なんです。でもやっぱり、いろんな人に見て頂いたりとかっていう機会が増えて、よりSNSとかのたぶん関わり方みたいなのを考えるようになって。全部を受けとってもダメだし、でもやっぱ意見として貰わないといけないものもあるし……っていう、なんかその距離感みたいなのを、未だに模索してるっていう感じです」と、心境を語っていた。
一方、原田はSNSで発信をしていないため“バズる”ことは考えてないそうだが、SNSを見だすと止まらないそうで止め方を考えているといい「本当にもうやめたいぐらい」と言うと、寺西は「じゃあ、やめてください(笑)」とテンポよく会話を繰り広げて笑いを誘っていた。
その後、記念撮影では公式カメラマンが「バズるやつください」とリクエストしたから……かどうかは不明だが、寺西はほおをぷくーっとさせまるでリスのような表情を浮かべることがあった。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ


