アイドルグループ『FRUITS ZIPPER』鎮西寿々歌が7月23日に東京・丸の内ピカデリーで初単独主演映画『だぁれかさんとアソぼ?』(監督:清水崇/配給:松竹)公開前夜祭を俳優・星乃あんな、大西利空、向井怜衣、小國舞羽、室はんな、穂紫朋子、清水監督とともに開いた。
ホラー作品の巨匠で知られる清水監督最新作。若者の間で密かに流行る絶対にやってはいけない「遊び」――“学校の、誰もいない階段。その13段目―。カセットテープに名前を吹き込むと、その人は死ぬ。”を軽い気持ちで行ってしまったことからとある事件が巻き起こる。事態を重く見た学校に招聘された心理カウンセラー・平瀬小春(鎮西)は、学生のメンタルケアの為に事件を目撃した学生にカウンセリングを行っていくが、その「遊び」を実行した1人に小春の妹・菜々美(星乃)もおり……という作品。
黒のシックなロングコートにスカートをあわせて登壇した鎮西。「誰ひとり呪われることなく明日公開できることが嬉しいです」と喜ぶとともに、「人生最初で最後の単独主演……」と発言し、清水監督が「今後は主演しない?」と突っ込むと、人生初めての主演ということを伝えようとして間違ったとはにかみ、和んだ空気のなかイベントがスタート。
本作出演までを振り返ることとなった鎮西は「このお話をうかがったのが昨年の8月ごろで、去年の今頃は何も知ることがなかったのというのが衝撃的です」としみじみ。
役作りでは、「ここ4年アイドルとして活動していますが、カワイイということを封印するのは簡単だと思っていたんですけど、身体に染み付いてて、監督から『いまのFRUITS ZIPPER出てるよ!』と言われたりして(苦笑)」と、なかなかクセは抜けなかったのだとか。それでも「作品はカワイイではなく、“コワイイ”ものを観て頂けると思っています!」と、胸を張った。
座長も経験した鎮西。「座長には重みを感じていて。グループにはリーダーがないし、学級委員長とかはのらりくらりと避けてきたので。座長はどうしようと思ったんです」と、クランクイン前は不安に思っていたという。しかし「清水組は和気あいあいしていて、賑やかな座組で自然体でみんなのことを引っ張っていけるキャストさん、スタッフさんがそろっていたので」と、緊張もほぐれたようで、「差し入れもいっぱいしました!」と笑みを浮かべた。
そんな鎮西を隣で見守っていた星乃は「クランクアップのときに(鎮西が)プレッシャーを感じていたと涙をしているのを見て、みなさんに気を使っていたりいっぱいお話をしてくださったりしていて、『鎮西さんを主演にみんなで頑張ろう!』って雰囲気になっていて。鎮西さんがいるからこそ、この作品が撮影できたなと思っています」と、鎮西の奮闘ぶりを称えていた。
そんな鎮西の奮闘ぶりを『FRUITS ZIPPER』のほかのメンバーもVTRでサプライズでお祝い。6人が画面に映し出されてから鎮西はすぐに涙していたが、そんななかVTRではメンバーが1人ずつコメントしていく。
早瀬ノエルは、「とくにおすず(鎮西の愛称)にとって忙しい時期だったなって。すっごく大変で、寝る時間もなかったと思うのに何も弱音を吐かずに頑張ってて、すっごく偉かったよ。よしよし(笑)」。
仲川瑠夏は、「おすず、何か映画と並行で、本当にいろんなお仕事があったと思うんだけど、特に忙しい時期だったなって思ってて。裏で頑張ってるのすごい見てたから。ホラー苦手だけど本当に頑張って、みんなで観に行きたいなって思ってるので、本当に、本当に、おめでとう!」。
櫻井優衣は、「いつも笑顔でパワフルに頑張っているおすずですけど、身体的についていかないというとこもたくさんあったと思う。けど一生懸命頑張る姿に、私も頑張ろうって思いました。そして、主演なのがすごく嬉しいよ。おめでとう。楽しみにしてます」。
月足天音は、「アイドルのお仕事と並行してたくさんのスケジュールをこなしながらも挑むおすずを近くで見てきて、たくましいな格好いいなって思って。おすずと同じグループで活動できて、本当に嬉しいなって思いました。この映画が、えーたくさんの人に愛されること祈ってます」。
松本かれんは、「いつも忙しくて 大変そうなのにニコニコでフルパのお仕事をしていたのを観ていたので、凄く頑張って偉いなって!いっぱい、いっぱい褒めたいなって思いっています。たくさん尊敬します。一緒に観ようね」。
真中まなは、「おすずー!デビュー当時から、いろんな方向で引っ張ってくれるおすずが今回こういう大きな……東京ドームとか……大きい映画があって……これからどうしていくんだろうって」と話していたが、涙して言葉が途切れ途切れになるなか鎮西も「何を言っているのか聴こえない!」と、涙をぬぐいながら話しつつ、「きのうも上映会にメンバーが来てくれたんですけど、事前に撮ってくれていたんだと思って」と感激。「いろんなことを乗り越えてきて 撮影期間も仲間たちに支えてもらったり『頑張ってて偉いね』と言ってくれて。6人がいてくれたから、走りきれたなって当時のことを思い出してグッと来ました」と、再び瞳をうるませた。
そして鎮西から「ホラー作品が苦手でホラー映画を観たことがないところから撮影が始まりましたが、ホラーが苦手な方でもドラマや身体はゾワッとしながらも心は温かくなるような物語が散りばめられているので、全人類、宇宙人まで届くと良いなと思っています!」と、アピールして締めくくっていた。
映画『だぁれかさんとアソぼ?』は7月24日より全国公開!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ






