“セクゾ”ことアイドルグループ『Sexy Zone』菊池風磨（27）、俳優・中谷美紀（46）、池内博之（46）が18日、東京・スペースFS汐留で『連続ドラマW ギバーテイカー』（WOWOW）完成披露試写会に登場。撮影中のエピソードなども数多く明かされた。
“自分と同じように苦しむ人をひとりでも多く救いたい”という想いのもと、時に自身の危険を顧みずに行動してしまう主人公の刑事・倉澤樹（中谷）と、「幸せは奪うもの」という価値観を持つ猟奇殺人犯・貴志ルオト（菊池）の死闘を描いた作品。池内は倉澤が所属する神奈川県都筑中央署の刑事・今井要役を演じる。『ライフ』にて、社会現象を巻き起こしたすえのぶけいこ氏の初の青年誌連載作品としても知られている。
中谷へ共演が菊池と知ったときに持った感想として、「普段から歌も踊りもお上手で、かつドラマで拝見していると、明るい役を演じていらっしゃることが多かったと思います。おそらく、道化を演じられるということは人の機微がわからないと演じられないので、こうした難しいお役も軽々と演じていらっしゃるんだろうなと期待してお会いしたんです。それで初めてお会いしたときからルオトとして立っていらしたんですよね。みなさんがビックリするくらい寡黙で、私にとっての菊池風磨さんは寡黙で、シャイで、役柄に没頭していらして、とても真摯な役者さんで」と、畳み掛けるように褒め、これには菊池も照れ笑い。
照れ笑いする菊池だったが……
しかし、中谷は続けて、「撮影が終わった後にYou Tubeで、全裸でのたうち回っているお姿を初めて拝見して、『これは私の知っている菊池風磨ではない！』って、慌てて消しました。それくらい別人でした」と“落差”を語り、場内を爆笑させる。これに菊池は、「着てます！安心してください！着てます！！」や「前者が本当の僕です。寡黙で真摯でやらしてもらってます」と、アピールしさらなる笑いをさらった。
一方、池内は菊池とはパン屋でのシーンで会った際に、「ルオトでいたんです。初めましてのときにルオトですよねという感じで、いい意味ですよ。それくらい怖かったんです」と、すでに役になりきっていたといい、菊池も「嬉しかったです」と、ニッコリ。そこから池内へ、「僕も『GTO観てました』と言いました。僕も出てたので先輩・後輩で。嬉しかったですね」と、かつての共演を振り返っていた。
さらに、菊池は中谷と池内へ、「本当にTVの中の人です」と話しつつ、とくに中谷へは「お会いしたときの雰囲気がお綺麗すぎて。背筋が伸びちゃって撮影中とかも、仲のいい役でもなかなか喋れなかったと思いました。言葉遣いも綺麗で勉強させて頂くことが多くて日々ドキドキしています。きょうもドキドキしています」と、中谷に当てられていることを告白。
そんな、中谷の意外な一面について質問が挙がると、菊池は、「僕は休日とかもいろいろされていると思っていたんですけど、家ではダラダラされてると伺っていて、それって本当なんですか！？ウソだと思っているんです！家では、背筋を伸ばして読書をしているイメージで、にわかには信じがたいですけど」と、訝しげに尋ねる。すると中谷は「寝っ転がって、1日中部屋着のままYou Tube観てます」と返したが、菊池は首をかしげながら「その感じが全然想像つかなくて……にわかに信じがたいです」と、いまだ疑いは晴れないようだった。
ほかにも、いけうちが話していたパン屋のシーンの話題の際に菊池は、「パンを持って帰ってもいいと言われたんですけど、撮影中はきょうはこれを持って帰りたいなと思いながらだったんです。でも、シーンによっては使われるので、あのパンよ保ってくれ！と思って」と、器用に考えを巡らせていたとも。なお、好みとしては「しょっぱいパンより、甘いパンでしたね。甘いパンは残ってくれました」と明かしたり、実際にお店でパン作りも体験したといい、「お店の方にも教えて頂いて、いい感じにできたと思います。器用なんですよ」と、楽しんでいたようだった。
『連続ドラマW ギバーテイカー』は2023年1月22日午後10時より全5話で放送・配信スタート！
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