江口拓也「声優アワード」MVSと主演声優賞W受賞

江口拓也「声優アワード」MVSと主演声優賞W受賞4

 声優・江口拓也が11日、東京・浜松町の文化放送で『第十七回 声優アワード授賞式』MVS、主演声優賞をW受賞したことから登壇した。

 その年に最も活躍し、人気、実力ともにそろった声優の方々と、長年にわたって活躍するベテラン声優を表彰する2006年より開催されている声優界の大型イベントとなる。MVSはMost Valuable Seiyuの略で最も活躍した声優に贈られるものとなる。

 江口は黒のコーデで登場するとスピーチをはじめた。

 「MVSを頂きました。このような光栄な賞を頂きまして、ありがとうございます。投票して頂いたみなさまのおかげで、この場所に立てています。声優という職業を目指すきっかけになったのは、文化放送のラジオでした。アニメ・ゲーム・マンガが大好きな小・中・高校生だったんですけど、小野坂昌也さんがされているラジオを聴いて、救われた自分がいて。その流れで、声優に興味を持って足を踏み入れました。足を踏み入れた時期の自分はファンでしたけど、こうして声優を活動をしていると、好きだから声優をやっているんだと。そんななかでご縁があって、その中でみんなで作ったものたものを観て頂いて知って頂ける。みなさんのおかげで自分がやりたいことができています」。

 と、何度も頭を下げてその場を後にした。

 そしてあらためて、主演声優賞で登壇した江口。

 「ということでMVS賞に続いて主演声優賞を頂きました江口拓也です。まさか2回こうしてあいさつをさせて頂けるとは思いませんでした。嬉しく思います。『SPY×FAMILY』という作品に出演していますが、この作品のオーディションは事務所でテープを録って送るものでした。いまもマネージャーをしている方に、セリフをどうかねと聞いたんです。そうしたら『僕この作品大好きなので、絶対に取りましょう』と言って、『ここの表現もうちょっとやりましょう』と。ものすごい熱量でぶつかってきてくれて、僕も熱くなって一緒に作ろうと作ってきました。そしてロイド役が決まったときに、僕よりも事務所が誰よりも喜んでくれたんです。それが僕の中では1番嬉しかったし、何者でもなかった自分をここまで育っててくれて。普段はただの酒飲みですけど、みなさんに知って頂くように育てて頂いて、みなさまのお陰でこれからも声優をやっていけると確信しております。ありがとうございました」。

 スピーチを終えると、感謝の気持ちからか数秒頭を下げ続けステージを降りた。

 ほか主演声優賞は安済知佳、種﨑敦美が受賞となった。

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感謝の気持ちを伝えるためスピーチ後に長く頭を下げ続けた

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