「ながたんと青と」第2話撮影現場レポ!作間龍斗ら半袖シャツ姿

「ながたんと青と」第2話撮影現場レポ!作間龍斗ら半袖シャツ姿1

 俳優・門脇麦主演でジャニーズJr.でアイドルユニット『HiHi Jets』作間龍斗が共演し放送・配信中の連続ドラマW-30『ながたんと青と -いちかの料理帖-』(WOWOW)。

 31日午後11時より放送される第2話から作間演じる山口周とともに、大学の友人役の関西ジャニーズJr.のユニット『AmBitious』吉川太郎と小柴陸が登場となる。その放送に先駆け、作間との共演シーンの現場レポートが公開された。

 漫画家・磯谷友紀氏が月刊漫画雑誌『Kiss』で連載している同名漫画が原作。門脇演じるいち日と。聡明だが「青と(青とうがらし)」のような歯に衣着せぬ物言いが玉にきずな青年・周(作間)が最悪な出会いを経て政略結婚。しかし、ともに「桑乃木」の料亭再建に挑む中で、周はいち日の確かな料理の腕と斬新な発想力にいち早く気付き、やがて一番の理解者となっていくという“グルメラブストーリー”。

 そんな本作で、ドラマ初出演となる吉川が演じるのは、周の大学の友人・谷口役。将来はサラリーマンとして働きたいと思っている堅実なキャラクター。一方、小柴が演じるのは同じく周の大学の友人・赤松役。将来は、海外で働く夢があるが、英語は苦手でお調子者でもある憎めない役どころ。いち日の前では大人びていてクールな周が、19歳の青年らしい年相応の自分を見せられる相手でもある2人を、実際に作間と同じジャニーズJr.として活動する吉川と小柴が等身大で演じている。

 以下、現場レポート部分。

 料理人・いち日(門脇麦)と15歳年下の夫・周(作間龍斗・HiHi Jets /ジャニーズJr.)が戦後の京都を舞台に料亭再建に奮闘するグルメ・ラブストーリー、連続ドラマW-30「ながたんと青と -いちかの料理帖-」。本作の第2話のロケーション撮影が2022年7月上旬、京都の名門大学の講義室で行われていた。朝9時。周を演じる作間が登場。センター分けのさらさらヘアがとても爽やかだが、黒縁眼鏡をかけた瞬間、周になる。経済学の授業を聞き、真面目にノートを取る。そこへ周の同級生・谷口役の吉川太郎(AmBitious/関西ジャニーズJr.)、赤松役の小柴陸(AmBitious/関西ジャニーズJr.)、有川役の篠田諒が合流。4人とも半袖の白シャツに黒ズボンという出で立ちで、小柴と吉川はぴっちり七三分けの昭和な髪形がよく似合っている。

 この日初めての撮影に臨む小柴と吉川は、エキストラに「おはようございます」と一礼。今作がドラマ初出演の吉川は、少し緊張した面持ちだ。

 撮影するのは、大学の講義室で周がいち日特製の「だし巻き卵のサンドイッチ」を食べようとしたところ、同級生3人がその愛妻弁当をうらやましがるというシーン。まずは段取りから。吉川が食べるお弁当をのぞき込む小柴。ドラマや舞台の経験も豊富な小柴はリラックスした様子だ。吉川は演技初心者ならではの素朴な雰囲気が、昭和の学生然としていて役にピッタリである。

 まずはテストから。いち日の年齢を知り、同級生3人は口をそろえて「さんじゅう、よん(34)!?」と驚くのだが、その驚くタイミングを何度も確認する松本壮史監督。おそらく、0コンマ何秒の差でもシーンの印象は異なってくるのであろう。優しい口調ながら妥協を許さない監督の繊細なこだわりが、心地よい作品を生み出すのだ。

 「僕の立ち位置、ずっとここで大丈夫ですか?」など、疑問点はすぐに確認する小柴、監督の指示に素直に「はい」と答える吉川。ドラマ現場での経験値の差はあるものの、2人とも真摯に撮影に取り組む姿勢が伝わってくる。京都弁ネイティブの小柴が篠田のセリフのイントネーションをチェックするという場面も見られた。撮影の合間には、作間が小柴に話しかけたり、また小柴が作間に話しかけたり。過去にもドラマで共演経験のある2人の仲のよさも垣間見えた。

 撮影場所を移動し、別の名門大学へ。午後から撮影するのは、周(作間)が幼なじみで義姉の鈴音(久間田琳加)と大学構内を歩いていたところ、同級生の谷口(吉川)と赤松(小柴)にばったり出会うという、第9話(5月19日放送)のシーンだ。作間は緑のセーターに紺のスラックス。真夏には辛い衣装だが、暑さを感じさせない涼やかな表情。小柴と吉川はノートを小脇に抱えた学ラン姿。中高生とは違う大学生らしい学ラン姿が凜々しい。鈴音は乳飲み子を背負っており、周と同い年なのに「義姉」であることに、「え、お姉さん?」と驚く谷口と赤松。午前のシーンと同じく、その驚き方について、松本監督から細かく指示を仰いでいる。

 本番には人形ではなく本物の赤ちゃんが登場。泣いてしまった赤ちゃんの手を取り優しくあやす作間。その様子を小柴と吉川が愛おしそうに見つめていた。撮影合間には3人で軽くダンスをするというジャニーズらしい一面も。また、3人から少し離れたところにいた久間田に小柴がさりげなく近寄り「東京と大阪で所属が違うんですけど、僕の方が(作間より)先輩なんですよ」と話しかけ、場を和ませていた。

 いち日より15歳年下の周(作間)は、年上のキャラクターに囲まれていることが多いが、この日は同級生、しかも同じジャニーズJr.の仲間がキャストとあって、役としても作間自身としても、若者らしい笑顔やリラックスした表情が印象的だった。

 ※撮影後のインタビュー記事
 ・作間龍斗×吉川太郎×小柴陸インタビューでトーク!小柴呼びに盛り上がる

 ※『ながたんと青と -いちかの料理帖-』過去記事
 ・作間龍斗 黒メガネ姿!「ながたんと青と」出演発表
 ・門脇麦ドラマに吉川太郎&小柴陸ら出演!作間龍斗友達役