楠木ともり 優木せつ菜役を林鼓子に引き継ぎで最後の挨拶

 コンテンツ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』内のスクールアイドル『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』にて優木せつ菜・中川菜々役を務める声優・楠木ともり。彼女が3月31日に同役を降板し、4月1日から林鼓子が引き継ぐことへ3月31日、『ラブライブ!』公式You Tubeの動画内でメッセージを寄せた。

 楠木は昨年11月1日に指定難病である遺伝性疾患「エーラス・ダンロス症候群(関節型)」に罹患していることを公表。これを受けて今年3月末をもって優木せつ菜・中川菜々役を降板することを発表。そして、3月25日のイベント内にて林鼓子が引き継ぐことが伝えられていた。

 『優木せつ菜・中川菜々役 引き継ぎメッセージ』とのタイトルで約4分ほどの動画として公開。動画冒頭、制服衣装姿の林が登場し「楠木さんからメッセージを預かっておりますのでそちらぜひご覧ください」と紹介。“楠木ともりから林鼓子へメッセージ”と題して楠木から「これまで優木せつ菜・中川菜々を演じさせて頂いておりました、楠木ともりです」と切り出すと、動画の視聴者に感謝の言葉を。

 続けて「いよいよ引き継ぎの日ということで鼓子ちゃんにメッセージを送りたいと思っております」と切り出すと、林について触れていくことに。

 「鼓子ちゃんは、現場でご一緒させて頂くことが何度かありまして、その場にいるだけで、なんかこう空気がパッと明るくなるというか、周りを元気に、笑顔にさせてくれる子だなっていう印象があって、役に対して真摯に向き合ってくれる子で、ダンスとパフォーマンスもすごい子です。ただでさえ、優木せつ菜役を誰が引き継いでくれるかなって、私も不安なところがあったんですけど、鼓子ちゃんだったら大丈夫だわって、すごく思っていて。鼓子ちゃんかなって、実は私思っていたところがあったんですよね。だから、“わかる!”と思って、すごく安心しました」と、その印象を。

 せつ菜を引き継ぐにあたり楠木は「どう演じるかたぶん悩んでいるんじゃないかなって思って。みんなの中でもせつ菜がどう変わっていくか気になっているところだと思うんだけど、私のね、私の思いとしては鼓子ちゃんの好きなようにやってほしいなというのがすごく思っていて。それには理由があって私はせつ菜を演じるときに、私が好きなせつ菜のところをみんなにも大好きになってほしいなって演じていて。たとえば、好きなものをしゃべっているときに、マシンガントークになっちゃうところとかが、私はすごい可愛いなって思ってて、そういうところをみんなに可愛いと思ってもらえるように、演じたいなって思っていました。鼓子ちゃんもたぶん私が好きなポイントと、ちょっと違うと思うんですよ。だから鼓子ちゃんが思うせつ菜の大好きになってほしいなと思うところを演じて目っぱい思うように演じてもらえたら、私はそれがせつ菜にとって1番嬉しいことなんじゃないかなって思っています。鼓子ちゃんがどんなふうに、せつ菜と二人三脚で歩んでいくのか、非常に楽しみにしております」と、自身の気持ちを伝え「そして、誰よりも近くで応援してますので、よろしくお願いいたします」と、エールを送った。

 最後に「これからも虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、優木せつ菜のことをよろしくお願いします。楠木ともりでした」と手を振って別れを告げた。

 動画終盤には再び林が映し出され、「楠木さん本当にありがとうございます」と一礼した後に、「ともりちゃん」と呼び直し「現場などでご一緒しまして、実は長いお付き合いなんです。私にとって、ともりちゃんって、すごく憧れの存在でもありますし、長い時間ほかの現場でご一緒していたこともあって、同志というか特別な存在だったんです。そんなともりちゃんから素敵なメッセージを頂けて、本当に本当に嬉しく思っております。ともりちゃんが言ってくれたように、私らしく私の大好きなせつ菜をみなさんにお届けできるように、これから頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ともりちゃんの想いを引き継いでせつ菜と一緒に歩んでまいりますので、みなさま応援のほどよろしくお願いします」と、コメントを寄せた。

 動画公開後に楠木は自身のOFFICIALTwitterを更新し、「次のRunnerはここちゃん」とランニング&虹の絵文字とともに「トキメキと大好きを繋いでください!!あとは頼んだ」と伝えると、林も自身のTwitterで「任せてください」と反応し、想いを引き継いでいる。

 ※ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会過去記事
 ・優木せつ菜は役林鼓子が引き継ぎ!楠木ともりからもメッセージ
 ・楠木ともり 優木せつ菜への想い!大西亜玖璃&前田佳織里も涙で心情
 ・前田佳織里 楠木ともりへ涙の抱擁!大西亜玖璃ヒトデプレゼント