中島健人「おまえの罪を自白しろ」イベで「好きな人がいることは全部隠して」

中島健人「おまえの罪を自白しろ」イベで「好きな人がいることは全部隠して」1

 “セクゾ”の略称で親しまれるアイドルグループ『Sexy Zone』の“ケンティー”中島健人が15日、都内で主演映画『おまえの罪を自白しろ』(監督:水田伸生/配給:松竹)親子で“自白”試写イベントを俳優・浅利陽介、子役の佐藤恋和とともに開いた。

 作家・真保裕一の同名小説を水田伸生監督が映画化。政治家一族の宇田家の孫娘が誘拐されたことから始まる、国家を揺るがす”罪”が暴かれていくタイムリミットサスペンス。中島は宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎(堤真一)のやり方に疑問を持ちながらも、やむなく父の議員秘書を務める宇田晄司役を演じる。誘拐事件をきっかけに、家族の命を救うために奮闘する役どころで、中島にとってはサスペンス映画初主演となる。

 公開日が5日後に近づき、中島は、「ついに、という感覚。ありがたいことにたくさんの番宣にも出演させていただいている最中で、このような楽しいイベントがあるのがすごく嬉しいです。映画を観終わった後の皆さんの表情が晴れやかなので安心しています。みなさん“自白”しきった爽快な表情で嬉しいです」と、あいさつ。

 一方、宇田家に婿入りした市議会議員で、自身の幼い娘を誘拐された緒形恒之を演じる浅利は、撮影中のエピソードについて「堤真一さんをはじめこの作品にはたくさんの“イケオジ”が出演しています。そんなイケオジたちと撮影中はシリアスなシーンが多かったんですけど、普段はたわいもない話で盛り上がって笑ってましたね。今日の差し入れなんだろうとか」と、ほのぼのしていたという。それでも浅利から見ると座長の中島については「なぜこの事件が起きたかとか、説明する台詞がとにかく多くて大変だったんだろうなと思います」と苦労を感じたとも。

 さらに浅利は「遠くにいても中島健人がどこにいるか分かりました(笑)匂いで(笑)」と、エピソードを。逆に中島は浅利へ「明るさに救われました。浅利さんが来てくれると笑顔になれるというか」と、感謝していた。

 “親子の絆”が事件解決の糸口となる本作にちなみ、今だから言える感謝の気持ち、お悩み、ほっこりエピソードなど、<キャストに聞いてほしい様々な親子の”自白”>を事前に募集。中島と浅利が答えることとなり、に【昔、お母さんの服にスライムを落としてしまったことを未だに隠している】という子から親への自白が選ばれ、自身も子を持つ父である浅利は「早く言えこれは!スライムは乾くとほんとに取れないんですよ…」と苦笑した。中島も”親に隠していたこと“を聞かれると「好きな人がいることは全部隠していました。恥ずかしくて、『どの子!?』って母が会いたがるから絶対に言えなかったです」とも。

 2つ目は【娘が小さいときにくれた肩たたき券。もったいなくて使えていないが、今でも使えますか】という親から子への自白が飛び出し、中島が感動のあまり「ドラマ化したい!?めちゃくちゃ良い話じゃないですか!肩たたき券、今も使えますよね?」と浅利に投げかけると、浅利も「有効期限とかないです。これは持ってれば持っているほど、後々心がほぐれますね」とほっこり。

 最後の自白は【出産するとき、痛さのあまり「もうお産は無理で~す!」と子どもを産むことを諦めるような雄叫びを上げてしまった母を許してね(笑)】というもの。これには思わず中島も「女性の偉大さを改めて知るキッカケになりますね」とうなずきながら、実際の出産の立ち合いについて浅利に聞くと「いてもいなくてもあんまり関係ないかな、むしろいない方がいい」と経験を語る。「手を握ったりとかのイメージなんだけど…」と話す中島に対して、会場にいる母親が一斉に首を横に振ると「首横に振るなって!」とツッコミをいれ笑いを誘っていた。

 そんな二人の前に、本作で誘拐されてしまう、中島演じる晄司の姪で、浅利演じる緒形の娘・柚葉を演じた子役の佐藤がたくさんの秋の花で「おま罪」カラーのオレンジ色に彩られた花束をもって登場。中島も浅利も「かわい~!」とメロメロだったが、花束を渡された中島は「ありがとう恋和。幸せです!」と喜びを爆発。佐藤は「とっても嬉しいです!今日は中島さんにデレデレしないように頑張ります!」とコメントし、その可愛らしさに思わず「好き!」と言葉が出ていた。

 一方、浅利は中島のことが大好きな佐藤について「中島さんがいらっしゃると中島さんを見て、僕の方は……あんまり見てくれない。それでも良いんです!自分は気にせずそれでも話しかけたかったから!」と、見守る側に回っていたのだとか。そんな浅利に、中島は機転を利かせて佐藤に耳打ち、すると「浅利パパ大好き!」と言い出し、浅利も「中島健人の姿が背後に見えますがそれでも嬉しいです!!」と、喜んでいた。

 そして、中島から「僕にとっても、劇場に来てくださるすべての方にとっても、観た人のエネルギーになるような映画です。この映画が面白いということを皆さんに”自白”して頂きたいです!」とメッセージを寄せていた。

 映画『おまえの罪を自白しろ』は20日より全国公開!

 ※記事内画像は(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会

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