重岡が体を曲げると釣られるように体が曲がる間宮
アイドルグループ『WEST.』の重岡大毅が19日、都内で主演映画『ある閉ざされた雪の山荘で』（監督：飯塚健／配給：ハピネットファントム・スタジオ）＜事件が始まる＞ビギニングイベントを俳優・間宮祥太朗、中条あやみとともに開いた。
作家・東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定となっている。重岡は異なる劇団から参加した“部外者”の主人公・久我和幸役を演じる。
「『WEST.』の重岡大毅です」とニコニコと登場した重岡。本日から取材稼働が始まったそうで、イベント前にも取材を受けたことからすでに温まっているという。すると、その様子を横で見ていた中条から、取材を受けている間に、間宮とともに「いちゃついてました」と証言があり、雰囲気の良さを窺わせることに。
この日は、タイトル通り作品の開始を告げるものとなっており、会場から中継で池袋・パルコビジョンに登場するというサプライズを敢行。事前にSNSで匂わせはしていたそうで、ギャラリーが集まった状態に。パルコへの配信直前に、ギャラリーが会場の画面に映し出されると、「えっ、集まってますやん。かなり」と、重岡はニッコリで「かなり匂ってますね」と、スタッフたちを労う。間宮も「いまプロデューサーが1番喜んでいると思いますよ。きょうの午前中にそんな話をしていて『誰もいなかったらどうしよう』って言ってたんで。一安心ですね」と、胸をなでおろした。
中継ボタンが押される直前には、重岡がポーズをとったりとノリノリ。そして中継が始まると「みなさーん！突然どーもー！」とあいさつし、間宮は「突然どうもって聞いたことないあいさつだよ」と、中条と爆笑することも。カミカミになりながら、自己紹介をする重岡に対して、間宮はギャラリーに「ちょっとグダグタですが」とツッコんでいた。
カメラが引きになり、あらためてギャラリーを見回した重岡は、「すごい！すごい！池袋仲の人が集まってる！」とテンションが高く、中条が「重岡さんの歯ぐらい多いよ」と、独特の表現が飛び出すことも。
作品へは「早く観てほしくて仕方ない」と、自信を見せる重岡。間宮は「きょうから宣伝活動初日なんです。その初日半分を過ぎたあたりから、シゲ（重岡）が『この後みんなで宣伝するの楽しみやなー！』って言ってて」と、重岡の胸躍らせる様子を見せることも。
司会からは「試写で原作者の東野圭吾さんが観て『見事！』とおっしゃってましたよ」というと重岡は上機嫌で「それ大事です」と、もう1度同じことを言うように司会を促す様子も。あらためて作品へは「同世代の役者8人集まっていて。役者を演じるというユニークさがあります。個性豊かな役者が出てきて、演技なのか、本当のことなのか分からない。2重3重のトリックが散りばめられてて、……これ言ってもいいかな……衝撃のラストがあります！」と、アピール。間宮は隣で冷静に「言ったほうがいいことだよ」と、伝えていた。
こうしたアピールを通じて本作が観たい？と観客に投げかけられたが、観客たちは手を振って応える姿が映し出され、重岡は「めっちゃ振ってくれてる！」と嬉しがりながら膝を一瞬曲げてためをつくると「こういうのは、人が、人を、呼ぶからー！」と、跳ね上がりながら何かのセリフのように指さしつきで言い出すことに。間宮はそんなセリフがあったか首をかしげていたが、中条はそのフレーズが気に入ったようで、この日初公開された本予告上映前に「もう1回！」とリクエストを飛ばし、重岡は「人が、人を、呼ぶからー！みんなで騒いで観ちゃってー！でも、あんまり、（道路の方に）邪魔にならないように！」と長いバージョンを披露していた。
予告編も流れた後に、本作主題歌が『WEST.』の楽曲となっていることが明かされ、中条はかつて出演作『WEST.』の主題歌が「合ってますね」といい、個人的に自身のW主演作で「お世話になったので、またご縁を感じられて嬉しいです」と、明かしていた。
また、明日20日午前7時よりこの予告映像が解禁されることを重岡からアナウンス。「ある招待状もご用意しました。なので……はっきり言います！目指せトレンド入り！」と、SNSのトレンドを狙えるよう観客たちに向かって重岡は「トレンドが、トレンドを呼ぶから～！どうですか？俺たち明るいでしょ！」と、叫んで明るさアピールをしていた。
そして「池袋のみなさんありがとうございます。今回の作品は、2重、3重、4重、5重ととにかくいっぱい……あっ、ちょっと増やしちゃいました（笑）。とにかく張り巡らせられてて。謎解きする感覚で観て頂ければ。みなさんにアッと驚いてもらえるようなものを用意しています。来年1月12日より公開ですけど、ここからどんどん盛り上げていければ」と、思いを余すことなく伝えていた。
ちなみに、会場内は照明が強く当たっており報道陣も暑さを感じるものとなっており、重岡はたびたび汗をぬぐうことに。この状態を見て取ったスタッフが、配信途中から急きょ会場内の冷房を強くするということがあった。重岡は配信が切れた瞬間、報道陣に向かって「すいません。みなさん。僕が途中で大汗をかいたせいで、空調が強くなりまして、寒かったかなと思うんです。申し訳ございません。緊張しました。おかげで汗も引きましたので」と、正直に気持ちを打ち明ける気遣いを見せていた。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』は2024年1月12日より公開予定！
時折フッと儚げな表情を見せる
