俳優・西野七瀬が13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『ある閉ざされた雪の山荘で』（監督：飯塚健／配給：ハピネットファントム・スタジオ）公開記念舞台あいさつを『WEST.』重岡大毅、俳優・間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、飯塚監督とともに登場した。
作家・東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定となっている。重岡は異なる劇団から参加した“部外者”の主人公・久我和幸役を演じる。
上映後に登壇したキャスト陣。西野は世間知らずのお嬢様女優・元村由梨江役で出演。西野は、「公開してみんなでこうしてそろうことができたので、嬉しく思います」と公開を迎えての気持ちを。
作品へ西野は「原作を知らないまま台本を読んで驚いたんです。みなさんにも、同じような体験をしてもらえたんじゃって思うんです」と、その読後感へ自信を見せた。
また撮影の際に堀田らと自動車で移動するシーンの撮影でそのまま移動することになったそうだが、そのときに「家族構成とか血液型を当てるとか雑談していて」と、和気あいあいに過ごしたそう。
さらに、中条は劇中劇で雪が降っている設定で外をみてほしいというセリフの際に、本当に外に雪が降っているという奇跡的な光景に思わず、「“すごい！”って1人だけ言ってて、東野圭吾さんの作品のファンだから勝手に運命を感じちゃって、すっごいテンションあがってました」という。しかし本当に1人だけしか喜んでなかったそうで、その状況に中条は「みんな心が汚いのかなって」とも思ったのだとか。これに西野は「スタッフさんが降らせていたと思ってました」ということで驚かなかったと言い、それに納得した中条も“みんな心が汚い”という話を撤回していた。
またこの日は、観客たちに入場者プレゼントとして、ネタバレ画像が含まれているという封筒が配布されていることに。キャスト陣も重岡と中条以外中を見ていないというこの封筒を生開封するイベントも行われることに。西野はこのカードを見た瞬間、驚きと笑みを浮かべており、その重要度の一端を窺わせる一幕も見られた。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』は公開中！
