俳優・佐々木蔵之介主演で3月8日より公開を予定している映画『マイホームヒーロー』(監督:青山貴洋/配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作に出演する“ツダケン”こと津田健次郎の起用理由について松本桂子プロデューサーから明かされている。
『ヤングマガジン』(講談社)にて連載中の同名作。ひょんなことから娘・零花(齋藤飛鳥)の彼氏が半グレ組織に所属していることを知り、殺してしまい殺人犯になったサラリーマンで父・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。半グレ組織には追われたうえ、娘には彼氏を殺したことを隠しつつ、夫の秘密を守る妻・歌仙(木村多江)と力をあわせて命を懸けた闘いに挑む。そんな哲雄に執拗にマークする間島恭一(高橋恭平)も現れ、事態は混迷を極めていく……という、ノンストップファミリーサスペンスが昨年放送されたドラマ版。映画版となる本作ではドラマ版から7年後を舞台に【完結編】が描かれ、ドラマ版出演のキャストは続投はもちろん宮世琉弥、立川談春、『インパルス』板倉俊之、大東駿介、西垣匠、金子隼也らが追加出演となる。
津田は半グレ犯罪組織”間野会”のトップであるラスボスの志野役を演じる。
松本プロデューサーは津田の起用へ、「新しい世界観、面白い世界観を思いっきりやってくださる方ということでオファーさせていただき、津田さんにも熱い思いで『やりたい』と言っていただきました」とオファーを入れた時の雰囲気を。
そして対面したという松本プロデューサーは「初めてお会いした時に、『とにかくリミットをかけず、思いっきり演じる津田さんを見たい』という話を監督とともにさせていただきました。『この悪役を自由に演じたらどうなるんだろう』と思っていたのですが、撮影序盤からいろいろとアイデアをご提案してくださり、想像する以上に面白みのある役柄に仕上げてくださりました」と、津田の意見が反映されたシーンが多い様子も。
さらに松本プロデューサーが津田の現場での居住まいで感じ入った部分へ「撮影に入る前には、参考になる洋画をたくさん観て研究され、現場では常にモニターチェックをされている津田さんを見て、キャラクターへの探求心や想像の自由さには驚かされました!」と、津田の熱量の高さ、真摯に役に向き合う姿をたたえていた。
また同日、場面写真も公開となっており、志野(津田)ににじり寄られ震え上がる哲雄(佐々木蔵之介)の姿も楽しめるものとなっている。
※記事内画像は(C)2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会