岩﨑大昇主演「ニュージーズ」追加メインキャストに星風まどか、加藤清史郎ら

岩﨑大昇主演「ニュージーズ」追加メインキャストに星風まどか、加藤清史郎ら1

 『美 少年』岩﨑大昇主演で2024年10月9日より再演予定のディズニーミュージカル『ニュージーズ』(演出:小池修一郎)。そのメインキャストに星風まどか、加藤清史郎、横山賀三、霧矢大夢、石川禅となったことが6月14日に発表となった。

 同名映画が原作で、ブロードウェイで約2年半上映された人気作。1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く。2021年に『SixTONES』京本大我主演で上演され話題となった。岩﨑は“ニュージーズ”のリーダー的存在であるジャック役を演じる。

 追加発表のメインキャストとして、若き女性記者で“ニュージーズ”を応援するキャサリン役に元宝塚歌劇団花組トップ娘役で退団後初舞台となる星風まどか。

 “ニュージーズ”の一員でありながら少しほかの少年たちとは異なるバックグラウンドを持つデイヴィ役には加藤清史郎が初演に続いて続投。

 ジャックの弟的存在で足の不自由な孤児クラッチー役には数多くのミュージカル出演経験のある横山賀三が初参加。

 バーレスクのスターでジャックの絵の才能や人柄を認める人物メッダ役には宝塚を退団後、数々の舞台で幅広い役をこなす霧矢大夢が初演から続投。

 利益のために“ニュージーズ”への新聞の卸値を引き上げようと画策する新聞社オーナー・ピュリツァー役に石川禅が初参加となる。

 追加メインキャストからコメントが寄せられた。

 ■キャサリン役:星風まどか(ほしかぜ まどか) コメント
 この度、キャサリン役を演じさせて頂くこととなりました。アラン・メンケンさんが紡がれた素晴らしいメロディーの中に身をゆだねるだけで幸せな気持ちになりますが、宝塚歌劇団に在団中から大変お世話になっておりました小池先生、そして岩﨑大昇さんを始めとする素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけることがとても光栄で身の引き締まる思いです。宝塚歌劇団卒業後、初めての舞台となりますが、しっかりついていけるよう精いっぱい心を込めて演じてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。

 ■デイヴィ役:加藤清史郎(かとう せいしろう) コメント
 今回の再演の話を聞き、さまざまな想いが溢れてきました。2020年春の全公演中止、そして2021年秋に念願叶って全公演上演することができた日本初演。この作品を通して本当に多くのものと出逢い、『ニュージーズ』が僕の人生を豊かにしてくれました。そして何かがあった時も、いつも僕のそばに“ニュージーズ”がいてくれました。”Forever Newsies”こうしてこの作品に恩を返せる機会に巡りあえたことを心より光栄に思います。みなさまにとって、刺激的な出逢いのひとつになりますよう精進致します。

 ■クラッチー役:横山賀三(よこやま かざん) コメント
 クラッチー役の横山賀三です!本作は世界中で絶大な人気を誇るミュージカル作品の1つでもあり、そして僕の大大大好きなディズニー作品に参加できることが嬉しくてたまりません。アラン・メンケンさんの手掛ける楽曲も本当に素晴らしいので、今から楽しみです!“ニュージーズ”の仲間達には、バレエやアクロバットなど、様々な技術を持つプロフェッショナルが集結します。そこで吸収できるものはしっかりと吸収し、けいこ場ではガムシャラに食らいついていこうと思います!宜しくお願いします。

 ■メッダ役:霧矢大夢(きりや ひろむ) コメント
 初演に引き続き、メッダ役を演じます。メッダはジャックやキャサリン始め、“ニュージーズ”達を寛容な心で見守る頼もしい女性です。若さと情熱一杯の、新たな“ニュージーズ”達に早く会いたくて今からワクワクしております。2024年版『ニュージーズ』どうぞご期待下さい!

 ■ピュリツァー役:石川禅(いしかわ ぜん) コメント
 『ニュージーズ』は1899年の史実に基づいた「生きるため」の物語。ジョセフ・ピュリツァー役を演じさせて頂くことになりました。少年達のストライキの発端には米西戦争が。メディアと戦争に深い繋がりがあることが詳らになってきた昨今です。本作ではヴィラン的な存在ですが、後に遺志に基づいて創設されるピュリツァー(ピューリッツァー)賞の産みの親、新聞王ピュリツァーをどのように演じるか、難問への挑戦です。若い精鋭達に助
けて貰いながら、懸命に演じたいです。どうぞお楽しみに!

 ミュージカル『ニュージーズ』東京公演は10月9日から10月29日まで日生劇場にて、兵庫公演は11月3日と11月4日に兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールにて、 福岡公演は11月9日から11月11日まで福岡サンパレス ホテル&ホールにて上演予定!

 ■STORY
 1899年、夏。ニューヨーク。少年・ジャック(岩﨑大昇)は、足の不自由な友人クラッチー(横山賀三)と他の孤児やホームレスの新聞販売少年たち“ニュージーズ”と共に暮らし、毎日新聞を売って生活している。ジャックは、いつかニューヨークを出てサンタフェへ行くという夢を抱いているが、現実はその日暮らし。
 ある日、ジャックはデイヴィ(加藤清史郎)とその弟レスと出会う。デイヴィとレスは他の“ニュージーズ”と異なり、家と家族があるが、父親の失業という事情があって“ニュージーズ”に加わったばかり。ジャックは幼いレスを使えば、より多くの新聞を売ることができると考え、協力することにする。その頃、「ワールド」紙のオーナーであるピュリツァー(石川禅)は他社より儲けようと、販売価格は据え置きで“ニュージーズ”への新聞卸値を引き上げることを企てていた。
 デイヴィとレスと行動を共にするジャックだが、過去の出来事を理由に感化院のスナイダーに追いかけられてしまう。三人が逃げ込んだメッダ(霧矢大夢)の劇場では、その日も素晴らしいショーが繰り広げられる。
 翌朝、新聞100部あたり50セントの卸値が、60セントに値上がりしていることを知ったジャックは、自分たちの生活と権利を守るべく、“ニュージーズ”を率いストライキを決行。新聞記者キャサリン(星風まどか)はジャ
ックの姿に心を動かされ、ストライキを追いかけ取材することを決意する。
 勝つのは権力者ピュリツァーか、それとも若き“ニュージーズ”か。今を懸命に生きる少年たちの未来に待っているものとは――。