舞台「ゲゲゲの鬼太郎2025」新作で8月上演!荒牧慶彦、上坂すみれ続投や大塚明夫出演

舞台「ゲゲゲの鬼太郎2025」新作で8月上演!荒牧慶彦、上坂すみれ続投や大塚明夫出演2

 新作舞台『ゲゲゲの鬼太郎2025』(脚本・演出:堤泰之)として8月に明治座と新歌舞伎座にて上演予定であることが3月8日に発表。そのキャストに荒牧慶彦、大塚明夫、上坂すみれ、植田圭輔、廣野凌大、美弥るりか、浅野ゆう子が出演予定であることも明かされた。

 『ゲゲゲの鬼太郎』は漫画家・水木しげるさんが1965年に『週刊少年マガジン』で連載をはじめ、その後、漫画だけにとどまらず、映画、小説、ドラマ、ゲームなど多くの人に愛さている作品。登場する妖怪たちの多くは日本古来より伝承された存在で水木さんが新たな解釈やデザインのアレンジを加えたことで妖怪そのものが広く周知され、日本の妖怪伝承において大きな影響も与えている。そんな舞台版は2022年に『ゲゲゲの鬼太郎』として上演されたが、今回は水木さん没後10年にあたる節目の年となる2025年に新作として上演となる。

 主人公で、妖怪の中でも強い力をもった幽霊族最後の生き残りであるゲゲゲの鬼太郎役は2022年版に引き続き、荒牧慶彦が担当。なお、荒牧にとって明治座での作品の初座長を務めることにもなる。また、クールな見た目とは裏腹に曲がったことが大嫌いなねこ娘役も上坂すみれが続投となる。

 お金に汚いながらどこか憎めないねずみ男役を大塚明夫が。ほか配役は発表されていないが、植田圭輔、廣野凌大、美弥るりか、浅野ゆう子の出演もアナウンスされている。

舞台「ゲゲゲの鬼太郎2025」新作で8月上演!荒牧慶彦、上坂すみれ続投や大塚明夫出演1

 今回の発表にあわせ主要キャスト陣からコメントが寄せられた。

 ◯ゲゲゲの鬼太郎役 : 荒牧慶彦
 舞台「ゲゲゲの鬼太郎」にて前作に続き鬼太郎役を演じさせて頂きます、荒牧慶彦です。
 新作にて再び鬼太郎として生きられること、光栄に思います。
 全身全霊で鬼太郎を演じ、「ゲゲゲの鬼太郎」という作品の魅力を少しでもお伝え出来るよう頑張ります。

 ◯ねずみ男役 : 大塚明夫
 ねずみ男とはいったい何者なのか。有り体に言えばねずみと人間のハイブリット。つまり人間でもなければ妖怪でもない。
それゆえどちらの世界にも属し得ず自らのアイデンティティを求め迷走し続ける者。元々は亡くなった私の父が演じてい
た役で、私も過去一度だけ演じたことがありますが、やってみて初めて解る難しさに父の大きな背中を再確認いたしまし
た。どのような脚本になるのか未だわかりませんが相手にとって不足なし!
全力で取り組みますので皆様応援宜しく願います!

 ◯ねこ娘役 : 上坂すみれ
 なんと、舞台「ゲゲゲの鬼太郎」が帰ってきます…!!すごい…!!個人的には、この作品が人生初の舞台への挑戦
だったので、本当に想い出深いです!いったいどんな新たなストーリーが描かれるのか、今からとても楽しみです!そし
て自分にとっては人生 2 度目の舞台…精いっぱい、がんばりますっ!どうぞよろしくお願いいたします。

 ◯植田圭輔
 歴史ある明治座に立てること、「ゲゲゲの鬼太郎」という作品に関われることを光栄に思います。
 盟友である「あらまきたろう」と戦うことになろうとも支えて頑張って参ります。

 ◯廣野凌大
 昔富士急ハイランドにあったゲゲゲの鬼太郎のお化け屋敷で、朱の盆という妖怪がトラウマになったことがあります。
 それ以降、どこかで妖怪が好きになり、詳しくなりました。ファミコンのゲームもpikoのゲームも今だとパチンコもやっています。試験も何もない世界に憧れます。

 ◯美弥るりか
 長年愛されている「ゲゲゲの鬼太郎」が舞台ではどの様な世界感になるのか、私はどんなオリジナルキャラクターになるのか、今から出演を楽しみにしています!

 ◯浅野ゆう子
 2022 年の初演に引き続き、お声をかけていただきとても嬉しゅうございます。初演では砂かけばばあを演じさせていただきました。今回はどんな妖怪を演じさせていただけるのか? 今からとても楽しみです。水木先生の大切な作品に再度参加させていただく機会を頂戴し、ありがとうございます。

 舞台『ゲゲゲの鬼太郎 2025』東京公演は8月2日から8月16日まで明治座にて、大阪公演は8月21日から8月25日まで新歌舞伎座にて上演予定!

 ※記事内画像は
 (c)水木プロ・東映アニメーション
 (c)舞台「ゲゲゲの鬼太郎」製作委員会