“トラジャ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『Travis Japan』中村海人、声優・山寺宏一、『ME:I』MOMONAが6月3日に映画『リロ&スティッチ』(監督:ディーン・フライシャー・キャンプ /配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)号泣上映会に登場した。
アニメーション映画『スティッチ』を実写映画化。両親を亡くした少女リロと姉のナニは、唯一の家族なのに離れ離れの危機に。 そんな姉妹の前に現れたのは、愛を知らない暴れん坊のエイリアン・スティッチだった……。彼らの奇跡の出会いと、“オハナ<家族>”の大切な絆を描く、ハートフル・ファンタジー作品となっている。山寺はスティッチ役、リロの姉ナニ役をMOMONA、リロとナニ姉妹を温かく見守るデイヴィッド役を中村が声を当てている。
客席を縫って登壇した3人。本作の泣きポイントについて、山寺は「孤独を感じたリロが星に願いをかけるようなシーンがあるんです。どういう想いかなと考えるとグッと来るところがあるんです」といい、MOMONAは「たくさん泣きポイントはあるんですけど、アニメーションでは描かれていなかったナニの自己実現の部分とか、そういうところを注目して頂ければ」とアピール。
中村はといえば、「リロとナニの家が……が、悲しいかなと思います」と話したが、このコメントを聞いたスタッフたちが真顔になったり、山寺が「それはだいぶ後半の方だね」と言い出し、ネタバレでは……という雰囲気が漂う。結果、ギリギリセーフだったようで、中村は「こういうところたまにあるんで勘弁してください」と苦笑いしつつ、「思い出のあるものがなくなるときは悲しくなっちゃいますね」と語っていた。
本作では、ハワイ語で「家族」を意味する“オハナ”がキーワードになる。そこで、自身の“オハナ”を明かすコーナーに。中村は「『Travis Japan』のメンバーですかね。デイヴィッド役に決まったと報告もさせて頂いて、メンバーも僕以上に喜んでくれて、オハナとして、メンバーがいてくれて良かったなって思います。報告できる存在がいるのは嬉しいと思いました」と、しみじみだった。
イベント後半には、MOMONA以外の『ME:I』メンバーがサプライズで来場。MOMONAは気恥ずかしそうにはにかむ姿を見せると、その光景を見た中村は、『ME:I』メンバーへまずは「こんにちは」と丁寧にあいさつしつつ、「自分にグループがいるからからこそグループを客観的に見ることがないので、俺も『Travis Japan』がこうした形でいたら見てしまうだろうなって思います」と、感慨にふけっていた。
ほかにもスティッチのモノマネがうまいという中村に、実演を無茶振り。これをかなりうまくこなし、拍手を浴びる結果となり、「日常の生活に温まった心を持って帰ってください」と、メッセージを寄せていた。
映画『リロ&スティッチ』は6月6日より全国公開予定!