ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!が2025年9月に東京と台湾で開催予定であることが6月17日に発表となった。
『のだめカンタービレ』は、漫画家・二ノ宮知子氏が『Kiss』(講談社)に2001年より連載し全13巻の累計発行部数3900万部突破の人気作。2023年にドラマ版でも主演した俳優・上野樹里を主演に据えミュージカル化され、全公演が瞬く間に数分で完売という驚異的な反響を呼んだ。
ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサートも2023年のミュージカル版キャスト・クリエイティブチームが再集結。のだめ役・上野樹里、シュトレーゼマン役・竹中直人、そして同役で菊田一夫演劇賞も受賞した千秋真一役・三浦宏規が出演するとともに、作詞・上演台本・演出は上田一豪氏、音楽は和田唱、クラシック音楽監修には茂木大輔氏が務める。なお、和田はこのコンサートのために書き下ろした新曲も加えるとしている。
東京公演の演奏は、1911年創立の東京フィルハーモニー交響楽団。創立100周年ではアジア・欧米6ヶ国を巡るワールド・ツアーを開催、国内では『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK 紅白歌合戦』などにより、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動をしている。
オリジナル楽曲を日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラが壮大に響かせるだけでなく、原作でも象徴的に使用されたクラシック音楽の名曲――ベートーヴェン『交響曲第 7 番』、ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』、ブラームス『交響曲第1番』を含むレパートリーを生演奏で届ける。
今回の発表にキャスト陣からコメントが寄せられた。
●のだめ役・上野樹里
シンフォニックコンサートと聞いて、面白い企画だなと思いました。
漫画がドラマや映画になって、その後自分も家庭を持った後で、またのだめを演じるとは思っていなかったのですが、それがまさかの、初舞台で初ミュージカルになるとは!
当時ミュージカルと聞いて、のだめが本当に“カンタービレ(=歌うように)”しちゃうんだ!と思ったのですが、何と今回はさらにそれがアリーナコンサートで台湾にも行くなんて!
なかなかない舞台になるんじゃないかと思います。
●千秋真一役・三浦宏規
ミュージカル「のだめカンタービレ」がシンフォニックコンサートになって帰ってきます。
千秋楽を迎えた時にプロデューサーの方と「この作品コンサートバージョンにしても面白そうですね!」なんて話をしていたのですが、まさか本当に現実になるとは思いませんでした。
豪華な奏者の皆様をお迎えしての一大イベントです。
のだめカンタービレをそして素晴らしい音楽を楽しんでいただけたら何よりです。
●シュトレーゼマン役・竹中直人
あののだめがフルオーケストラコンサートで再び帰ってくる?!
そしてまさか?!また私がミルヒー?!
本当に?!
私が再びシュトレーゼマンをやるのか?!?!
うおー!!
もうやるしかないのだ!あのミルヒー・ホルスタインを!
よし!やるからには全力投球だ!
しかしボールを投げて観客に当たったら大変だ!
だったら匙を投げるか?!
それは危険だ!危険過ぎる!!よーし、やるぞ!みなさーん!楽しい音楽の時間デース
ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!台湾公演は9月6日と9月7日にTaipei Music Center (台北市南港区市民大道八段99號)にて全2回、東京公演は9月13日から9月15日まで東京ガーデンシアター (東京都江東区有明二丁目1-6)にて全5回公演(※東京フィルハーモニー交響楽団は東京公演のみの演奏となります)。
■料金 (全席指定・税込/東京公演)
S席:14,500円 A席:12,500円 B席:10,000円
■一般前売開始日 2025年7月26日
■公式サイト https://www.tohostage.com/nodame-concert/