『大長編 タローマン 万博大爆発』スペインとフランスの映画祭へ出品!関係者からコメント

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 『大長編 タローマン 万博大爆発』(監督:藤井亮/配給:アスミック・エース)横断キャラバン舞台あいさつin東京が8月23日に東京・TOHOシネマズ 日本橋で開催。本作がシッチェス・カタロニア国際映画祭とストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭へ出品することが発表となった。

 2022年7月に放送され話題を読んだ特撮ドラマ『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(NHK教育)。ドラマは「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」という体裁のもと岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され、岡本太郎(日本を代表する芸術)×特撮(日本を代表するエンタメ)の組み合わせで製作。それが視聴者の心をとらえ、深夜での放送ながら口コミが拡がり、放送されるたびにXのトレンド1位を獲得する大反響となった。続編の制作や関連書籍が増刷を重ねが作品が、ついに、スクリーンに進出することとなった。

 映画版の舞台は1970年。万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかってくる。CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かっていく。

 第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭は世界三大ファンタスティック映画祭の一つで、今年は10月9日から10月19日にスペインで開催。出品されるのは【パノラマ】部門となる。映画祭委員長アンヘル・サラ氏からは「“藤井監督による「大長編 タローマン 万博大爆発」は、大阪、特撮、そしてモキュメンタリーの文化的な力を結びつける、現代芸術、ポップカルチャー、物語の融合だ。現代日本映画における最も画期的なメッセージの一つであり、他にはないスクリーン体験である!”」と、メッセージが寄せられた。

 一方、ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭はフランスで9月26日から10月5日にかけて開催。アボリアッツ、パリ・ファンタスティック映画祭なき後、フランスにおける最大級のファンタスティック映画祭となる。出品されたのは【ミッドナイト・セレクション】部門となる。映画祭プログラミング・ディレクター バスティアン・メイレゾンヌ氏からは「藤井亮監督が、日本のポップカルチャーに敬意を払いつつ、その枠を大胆に突破して怪獣と特撮の伝統を再解釈したことに私たちは驚かされました。超現実的な想像力、手作りの温かみ、そして懐かしさと前衛的なスタイルが交錯するビジュアルで、この映画は子供の頃の夢が持つ不思議さと現代アートが持つ反逆的な知性を捉えています。創造性に満ち溢れた『TAROMAN THE MOVIE』は単なるオマージュではありません。それは、荒唐無稽、壮大、そして深く人間的な要素を同時に讃える、唯一無二の映画体験です」とメッセージを寄せている。

 ※記事内写真は(C)2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会

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