（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・芳根京子が12月14日に『芳根京子カレンダー2026』（ワニブックス）発売記念イベントを前にメディア向けの取材会を開いた。
カレンダーは13パターンの衣装をまとっているそうだが、その内にはない「14ポーズ目です！」と茶目っけをあふれさせる白の厚手のワンピースで登場した芳根。
自身初のカレンダーとなり、「今までカレンダー作ったことないって気づきまして。写真集より手軽に自分の今撮りたいもの、撮ってほしいこと、今の私を知ってもらうのに、カレンダーいいなって思ったのがきっかけです。春ごろにマネージャーさんに伝えて『やってみましょう！』って話になりました」と、作成までの経緯を。
表情がポイントだそうで「キリッとしたものもあれば、相棒のフェレットのたぬこちゃんと撮影させてもらったのもあります」という。とくにたぬこちゃんには思い入れが深いようで、「ダメ元で言ってみたんです。私の好きなものを詰め込もうとなったときに“ペットはいけるんですか……？”と、言ったら『入れましょう！』と言ってくださって。たぬこが載っている月がたぬこの誕生日月にもなってます」とのこと。そんなたぬこちゃんとの撮影はカメラマンが床に寝そべって撮影しているというほほ笑ましい光景に、芳根の笑顔が浮かんだカットも撮れたそうだ。
お気に入りカット
お気に入りは12月のカット。「クリスマスに向けてワクワク・ドキドキしてる時期でもあるし、1年後の12月私はどんな気持ちになっているのかなって期待を込めて。来年の12月が飾られている頃には後1ヶ月で終わるんだって」という時期だからということも挙げていた。
さらに今回の特典として“アクスタ”と略されるアクリルスタンドがついてくるものもある。これまで自身のアクスタは番組関連のもの以外なかったそうだが、「ファンの方からアクスタを作ってほしいというお声を頂いて。ただ、アクスタってなんだろうって思っていたんです」という芳根。この“なんだろう”の部分について「どうやって使うんだろうって思ったんです」と不思議に思ったり「“私も欲しいかな？”って自信がなくて……」「いらないと言われたら悲しいなと思ってトライできなかったんです」と制作に積極的じゃなかった理由も明かしていた。
2025年はドラマ『まどか２６歳、研修医やってます！』『波うららかに、めおと日和』、映画『君の顔では泣けない』を主演した芳根。それだけに今年1年は「いつも以上にあっという間だったなって思っていて。1月、4月とドラマを主演させて頂いたし、舞台のけいこと本番も重なって上半期はすごくせわしなく過ぎていった日々でした。そのなかでも応援してくださるみなさんからのコメントがとにかく心の支えでした。みんなで愛情を込めて作った作品をそれをみなさんが返してくれる喜び。せわしなかったからこそ、みなさんお応援に支えられました」としみじみ。ちなみに下半期は「自分の時間を持ちながらもバラエティーなど刺激的で。28歳になっても毎日にワクワクできるというのはすごいと思って」と充実だったよう。
アクスタのたぬこちゃんの尻尾が出ているので気をつけているそう
その気持ちは今年1年を漢字1文字で表す際も『笑』としたことで現れており、「今年笑いすぎて声が枯れることが多かったなって。すごく明るい作品が多かったので。笑いが絶えない年だったなって。あまり暗い作品をやらなかったなって」。
それだけに毎年考えているという“来年は今年を超える”が来年は「今年を超えられるかわからないです」と不安も吐露しつつ「でも、頑張っていかなきゃなと思っています」と、声を明るく話した。
今年中にプライベートとしては「いま作品の撮影に入ってますけど、あと数日で終わるのでいろんな人と忘年会できるぞと思ってます。今年は友達とご範囲行く機会も少なかったし」と、年末が充実しそうな様子も見せていた。
出来としては「100点満点中120点です！」とはじけるような笑みを浮かべた芳根。「みなさんと一緒にという気持ちで卓上にしました。学校とかは難しいですけど、仕事のデスクとか、ご自宅の机の上に。いつも近くに置いてもらえたら嬉しいなと思ってます」と、アピールしていた B5判卓上カレンダー『芳根京子カレンダー2026』は3080円（税込）で12月15日より発売！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
