俳優・斎藤工、戸田恵梨香が1月27日に都内で開催されたNetflixラインナップ発表会『Next on Netflix 2026』に登場した。
2026年新作配信タイトルをご紹介するラインナップ紹介イベント。斎藤はNetflix映画『This is I』への出演、戸田はNetflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』を主演していることからゲストとなった。
まずは、斎藤と本作を手掛けた松本優作監督が登場。斎藤は「みなさんと公開日をワクワク待ちたいなと思っています」と期待のコメントからスタート。
作品はタレント・はるな愛の半生を実話に基づいて描いた映画となる。斎藤はオファーを受けたことへ「松本監督のファンでもありました。はるな愛さんのことは不勉強でしたが、年代という化学反応が新たな映画を生み出すのではないかという期待が大きかったですね。2026年に撮影期間がどうなっているか分からなかったんです、こうした素晴らしい作品に関われたことをいまは嬉しく思っています」と、笑みを浮かべた。
作品内では実在の医師・和田耕治役を演じた斎藤。はるな愛を演じた望月春希については、「もしかしたこの作品でしかない輝きがあるなって……生意気ですがお会いしたときに感じました。さまざまなものを凌駕する強さも持ち合わせていたと思います。僕が演じた和田さんははるな愛さんという方に会って本質的に変わっていくきっかけになっています。それは僕にとっても望月さんと対峙して、この人が僕の人生のターニングポイントだと思う瞬間がありました」と、感じるものがあったようだった。
そして斎藤から「完成したものを、はるな愛さん、愛さんのお母さん、和田先生のご家族と見たときに、涙を流して抱き合っていたんです。それを見て、この作品が生まれた理由だと思いました」としみじみ話すとともに、「1番届くべき人たちに届いたと感じました。はるな愛さんの物語であると同時に、夢を支えるということが夢になった和田耕治の物語でもあります」と、気持ちを伝えていた。
後半には斎藤らと入れ替わりで、戸田と作品を手掛けた瀧本智行監督が登壇。『地獄に堕ちるわよ』は占術家・細木数子を描いた作品。
スモーク演出にソファーに足を組んで深くかけた状態で登場した戸田。「こんなに恥ずかしい登場はなかったです(笑)。細木数子として出ればいいのか戸田恵梨香として出れば良いのかこんなに迷ったことはないです」と、戸惑う登場だったと告白していた。
自身に細木数子のオファーが来た時のことへ、「どうしちゃったんだろう?って思って。体格も年齢もすべてにおいて、私には似ても似つかない女性だったので、まさかそれを私がやると思いませんでした。どこの年齢を描くんだろうととにかく不安になったんです」と、とにかく困惑したという。
そんなときに、「プロデューサーさんが、体格など真似しなくていいです。『戸田さんが思うそのままを演じてくださればいいです』と言ってくださって、そのことが勇気になったんです。1話の台本も“こんなにおもしろい台本はない”なって思ったし、そのままでいいと言われたので、無責任にこの話に乗ってしまっていいかなと思いました」と、出演を決めたそうだ。
瀧本監督は細木氏が「嫌いです」とはっきり言うほど好きではないそうだが、そういう方の方が逆にふさわしいということでメガホンを託されたそう。戸田の和装姿の演技に『極道の妻たち』シリーズの俳優・岩下志麻のような雰囲気を感じたと瀧本監督は語っていたが、これに戸田も反応し、「『極道の妻たち』は岩下志麻さんの映画も参考にと思ってめちゃくちゃ観ていました」と、笑っていた。
演じる前に戸田は「なんでこれで好きになれんだろうって思うこともあったし、泣いてほしいといわれて、泣く?っていうところもあって。そこまで恋い焦がれる気持ちがお芝居をしてても分からなかったんです。その前に大恋愛をして大失恋を経ているからこそ、一目惚れする?っていう気持ちがとれなくて、ずっと違和感を持ってやっていたんです」と懐疑的だったという。しかし、「撮影当日お芝居をしてみると、涙が止まらなくなって、そのときに初めて、本当に好きだったんだと台本の意味が分かったんです」と、理解したこともあったという。
そんな細木数子を演じてみて戸田は「生きたなぁって感じがしたんです。台本では泣いちゃいけないところで泣いたり、すごく嬉しくなったり、自分が細木数子を演じているのか戸田恵梨香として泣いているのか分からなくなってしまって……。楽しい人生を生きられたなと感じています」と、しみじみ。
見どころについて瀧本監督は、「戸田さんと伊藤沙莉さんとの対決。最後の15分は震えながら見ていました」と話したり、戸田は「こんなセット見たことなかったので、Netflixすごい!と思って見ていました」と豪華セットに度肝を抜かれたと告白していた。
そして、「見進めていくと、細木数子がどんどん崩れて、何を抱えていたのかが見えてくると思います。あれだけたくさんの方から嫌われてしまった存在だったけれど、すごく孤独を抱えていたんだと感じられて、暴露されていること、テレビで見てきたことと違う側面が見られると思うので、最後まで楽しんで頂ければ」と、メッセージを寄せていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ








