『馬術競技スペシャル講座 with 菅井友香』が開催！
アイドルグループ『欅坂46』キャプテンの菅井友香（23）が27日、東京・ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア内の岸清一メモリアルルームで『馬術競技スペシャル講座 with 菅井友香』に登場した。
2017年6月から日本馬術連盟馬術スペシャルアンバサダー』に就任し続投が決定し3年目を迎える菅井。小学5年生のときから乗馬をしており、11年には全日本ジュニア馬場馬術大会チルドレンライダー選手権で第2位、13年には東京都馬術大会M1科目で第1位と成績を残している。『欅坂46』加入後も続けており、16年からは障害馬術にもチャレンジしており、17年の東関東馬術大会で第1位、国際馬術掛川2017大会のトップスコア競技に出場もしている。
ステージ衣装で登場した菅井。継続しての起用へ「3年目もスペシャルアンバサダーを務めさせて頂いて嬉しいです。馬が大好きで、馬や馬術にかかわる仕事をできればと思っていたので、こういう形でかかわらせて頂けることが幸せだと思っています。2020年のオリンピックでも馬術が開催されるので、馬が大好きなアイドルとして、魅力を伝えられるように頑張っていきたいと思います」と、意気込みを。
馬と菅井についてのエピソードを問われると、「ハードな部分もありまして小学生のときに落馬して骨折してしまったんです。そのときは馬がカワイイのに怖くなってしまって、母がいろんな乗馬クラブに連れていてくれて、馬場馬術という競技を知るきっかけになったんです。そこからハマってしまいました」と、幼少の頃のことや「大学生になって念願の馬術部に入ることができたんですけど、馬のケアを毎朝させて頂いて、馬房のお掃除とか、水おけとかを洗ったり、体調を崩した馬のお世話とか、エサ代のためにアルバイトとか、馬のために毎日生活する感じでした」と、楽しげに回想していた。
そうして出場した大会で、「結果を出せたときは嬉しくて！一緒に入賞した馬にリボンを見せたり、馬房にかけたりとか、なんとなく誇らしそうな顔をしてくれた気がして、印象深いです」と、馬と喜びを分かち合ったとも。
いよいよ特別講義へ。「百万馬力で馬の魅力を伝えられるように頑張ります！」と、茶目っけたっぷりのあいさつをしつつ、その観戦のポイントについては「選手と馬の信頼関係に尽きると思います」と、要点をまずは伝える。
そして、障害馬術、馬場馬術、総合馬術の3競技を先生として講義していくことに。障害馬術へはトップレベルの大会では160センチの高さの障害を跳ぶということで、「私の身長が166センチなので、私の上を飛び越すイメージです。私も110センチを跳んだときに、跳んだ！って感じがしました」と、実感を話しつつ、「高い障害物を跳ぶ人馬一体となったところは馬術を初めて見る人も楽しめると思います。選手と馬の絆が感じられますよ」と、レクチャー。ちなみに、国ごとに、その国を感じさせる障害が使われることもあるそうで、「そこに注目するのも楽しいです。ロンドン五輪ではビッグベンの障害物もありました。東京五輪ではお寿司とかあるんですかね（笑）」と、独特のセンスで笑わせていた
馬の動きの美しさと正確さを競う種目で、菅井の領域となる『馬場馬術』へは、「馬と息が合ってくると、小さい合図でも分かってくれるようになって、自分の描きたかった図形などをしてくれると『やったー！』という気持ちになります。それと馬が自分の意思で楽しんでステップを踏んでいるようにみえたときは感動しますよ」と、ポイントを。さらに、「フィギュアスケートとたとえられることもあります。自由演技では選曲も楽しみなんです」といい、司会から欅坂46の楽曲がかかるとしたらと声がかかり「アンビバレントとかかかったら楽しみです」と、話していた。
そして、『総合馬術』。馬場馬術、クロスカントリー、障害馬術を同じ人馬のコンビで、3日間をかけて3種目を行うもので3日目に馬へのメディカルチェックがあると話し、講義を終えて「馬術に興味を持って頂けるように、馬術の魅力を伝えていきたいです」と、呼びかけていた。
