三石琴乃 セーラー戦士キャストと一緒にイベント開催でセーラームーンは「同士」!菜々緒の言葉に感激でアクリル板越しに手を重ねる瞬間も

三石琴乃 セーラー戦士キャストと一緒にイベント開催でセーラームーンは「同士」!菜々緒の言葉に感激でアクリル板越しに手を重ねる瞬間も3

 劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》』(監督:今千秋/配給:東映)公開直前プレミアイベントが6日、東京・丸の内TOEIで開催されスーパーセーラームーン/月野うさ役の三石琴乃、スーパーセーラーマーキュリー/水野亜美役の金元寿子、スーパーセーラーマーズ/火野レイ役の佐藤利奈、スーパーセーラージュピター/木野まこと役の小清水亜美、スーパーセーラーヴィーナス/愛野美奈子役の伊藤静、スーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓美里、新月の闇の王国の女王・ネヘレニア役の菜々緒が登壇した。

 1991年から1997年にわたり少女漫画雑誌『なかよし』(講談社)で漫画家・武内直子氏が連載した『美少女戦士セーラームーン』。可愛らしくポップなビジュアル、そして運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う愛と正義の物語として、社会現象が巻き起こるまでに反響を呼んだ。92年からはTVアニメシリーズの放送も始まり、97年に放送が終了した後も、40か国以上の国で放送されるなど、いまなお愛されるコンテンツとなっている。今回、25年を経て前後編で公開されることとなった。

 無観客のなかでのイベントとなり、キャスト陣が会場に登壇。まず、三石は「丸の内TOEIに戻ってきたなという気持ちもありますし、劇場版になるということで、セーラー戦士たちが大画面で活躍するのが楽しみです」と、感無量といった様子。

 そして、それぞれに作品を一足先に観た感想を尋ねると、三石は「キラキラとか、トキメキとか、切なさなとか、苦悩とか、それを打ち破る強さとか、たくさんの宝石がギュッと詰まった感じがしております」と、綺麗なたとえで話せば、金元は「キラキラがギュッと詰まっていて、最初から最後まで大興奮でちびうさのシーンも“うわー”と言いたいくらい大興奮が詰まっているなと思いました。演じながらと見ながらで興奮しました(笑)。4戦士の見どころも詰まっています!」と、熱くアピール。

 佐藤は、「見たかったセーラームーンがここに!という感じがしましたね。日常生活もあったり、非常に盛りだくさんでした」と、これぞという気持ちを語ったり、小清水は悪役として登場したデッド・ムーンサーカス団へ、「悪者なので喜んではいけないと思いながらでしたが、みなさんが楽しそうだし素晴らしくて、そこにも注目してもらいたいなというものがいっぱい詰まってます。“お姉さん?”たちが楽しそうで、こんなに戦いづらい敵はいないなと思いました」という気持ちがあるそうだ。

 伊藤は、「今回私的な見どころは、セーラー戦士1人1人のドラマがあって、それを1つ乗り越えて成長するところが見て頂きたいなと思って。演じていても、TVシリーズ3期までやってここで1回深堀りしてもらうというのが嬉しかったし、美奈子がより好きになりました」と、役をさらに近く感じたようだった。

 福圓へは本作で“ちびうさの初恋”が描かれるということで、その話題が振られる。これに福圓はアフレコのことを語りだし、「初恋なんて何十年前のことで(苦笑)。でも、監督から『初恋だからね!キュンキュンなんだよ!』と言われて、精いっぱい初恋を演じさせて頂きました。みなさんも一緒に“キャッ”と思ってもらえると思います」と、アピール。

 すると、ちびうさの“母”でもあるうさぎを演じる三石としては、本作に登場するペガサス/エリオスとちびうさとのほっぺにチューなキスシーンがあるということで「うちの娘のファーストキスの相手は馬(ペガサス)なのかと思って!ちびうさが、ほお赤らめて少女のようになってて素敵なキュンキュンシーンに仕上がっていると思います」と、太鼓判(?)を押す。これに福圓は「ペガサスはちょっとずるい“男”なんですけどかっこいいので嬉しいです」と、笑みを見せた。

 一方、菜々緒は、セーラームーンの思い出へ「本当に嬉しくてドハマリしたものがほとんどなかったのですが、セーラームーンはドハマリして。幼馴染の佐藤かよとセーラームーンごっこをしていて、私は絶対にセーラームーンの役を譲らなかったらしくて、別の役だったらやらないというくらいで(笑)。そんな作品に携われるなんて夢にも思わなかったです。当時、世界一セーラームーンを愛していたと思いました」と、相当に思い入れが深かったと話す。

 それだけに三石との掛け合いとなったシーンは「対話するシーンがあるとお芝居しなきゃいけないのに、泣きそうになっちゃって」と、心震えていたという菜々緒。これに、感激した三石とアクリル板越しに手を重ねて、楽しげに笑う一幕も見られた。

 そして三石自身にとってセーラームーンとは質問が飛び、「短く言うと同士ですね。90年代のときは、新人だったのでがむしゃらにただただ大きな声でセリフをしゃべっていて、トンチンカンな力の入れ具合が月野うさぎちゃんと合ったんだろうなということころから始まって、スタッフが込めた想いとかがちびっこたちに届いて。そのちびっこたちもいまは社会に出て、いろんな敵と戦っていると思うと、新たに制作が決まったとき、ともかく何か思いを込めれば、誰か困っている人とか、元気のない人にも伝わるんじゃないかと思って。セーラームーンと一緒に頑張ろうと思って」と、思いを伝えつつ、「テーマは夢ということで、少女だったころにときめいた気持ち、夢に向かって頑張っている人、夢が遠のいてしまっている人も、この映画を観れば自ら自分の足で歩き出せるようなパワーをもらえると思います。トキメキとともに、セーラームーンからパワーをもらって、明日への1歩になってもらえればいいなと思っています」と、結んでいた。

 劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》』は8日より全国公開で《後編》は2月11日より公開予定!

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