大島優子 瀬々敬久監督から「隠れたMVP」と称賛に照れ笑い!AKB48時代のことを深く問われ女優業より「アイドルの方が天職だったかもしれない」も続けなかった理由も語る【コメントロングめ】

大島優子 瀬々敬久監督から「隠れたMVP」と称賛に照れ笑い!AKB48時代のことを深く問われ女優業より「アイドルの方が天職だったかもしれない」も続けなかった理由も語る【コメントロングめ】2

 女優・大島優子(32)が12日、東京・池袋 HUMAXシネマズで映画『明日の食卓』(監督:瀬々敬久/配給:KADOKAWA/WOWOW)公開記念トークイベントに瀬々監督とともに登場した。

 作家・椰月美智子氏の同名作が原作。“石橋ユウ”という子供を持ち、住む場所も環境も全く違う母親3人を描く。子を持つ親なら誰もが直面する社会問題が提議される。それぞれの「石橋家」が交錯し、明るく幸せな生活が思いもよらない方向へと向かっていく……。本作は菅野美穂(43)が主演し、高畑充希(29)、尾野真千子(39)とともに3家族の母親を演じているが、“第4の母”耀子役として、物語の重要なキーを握る謎の存在として登場している。

 黒のデコルテのあたりがシースルーとなっているドレスで登場した大島。初号試写でも観たという大島だが、本日も有楽町の劇場で1人で気づかれることなく観てきたそうで、「初号で初めて観させて頂いたときは菅野さん、高畑さん、尾野さんの三者三様のお母さんと家庭という構成が違って。私は子供もいないし結婚もしていないので、私目線で考えたときに母親ってどんなだったっけって思って。超、鬼みたいな顔をしているときもあるけど、すっごく優しく仏のようにほほ笑んでいるときもあって。それは子供からの主観として見ていて、その表情だけで、親の心情を察知しながら生きていたんだなって思って。親と子って鏡みたいなもんなんだなと思い出したんです。3人ともヒートアップしていって目つきも変わっていって。あらためて自分の母親もこういう瞬間が合ったんだろうなと思いながらでしたね」と、しみじみ。

 続けて「感謝しなくちゃとも思って。私、父子家庭なので、父親と長い時間一緒にいるんですけど、母親は母親なりの目線で見ていて、母親って父親よりも信じたいって気持ちが強いのかなって思って。架空でもいいから、目に見えるものでもいいから、何かを信じながら生きていこうという力が強いのかなと感じました」と、感想を伝えていた。

 話が演技のことへ。大島は作品への出演がワンポイントだったといい、そのことが「すごく怖かったですね。それまでの流れがない中で、唐突に出るというものほど怖いものはないなと思って。撮影1週間前から、耀子のバックボーンを毎日、毎日ずっと考えてました」と、思い悩んでいたという。そんな「いっぱいいっぱい」な状態だっただけに、瀬々監督からかけてもらったアドバイスも覚えていないほどだったのだとか。

 すると瀬々監督は大島の評価として「素晴らしいなと思って。凝縮された時間で出すのは難しいと思うし、怖い仕事だと思うんです。隠れたMVPだと思っています。それくらいのシーンだったと思います」と、称賛。さらに、公開されてからの反響のなかで、瀬々監督は「良いという人もいますし暗いという人もいます。大島優子さんは素晴らしいという反響もあります。誰だか分からないという人もいますが、それくらい素晴らしい役だったからだと思います」と、客観的な話も交えて話す。

 これに大島は「すっごく嬉しいです。ほかの共演者の方がすさまじく、迫力あるお芝居、エネルギーのあるお芝居をされていたので、自分の中では『あーーーーっ!!』て思ったりしていたんですけど、監督があっぱれと言ってくださって、それが公開前だったので、胸のつかえがおりました」と、笑顔が浮かんだ。

 また、瀬々監督は大島のパーソナルに切り込む質問を連発。母親の勧めで子役から芸能人生をスタートさせた理由を尋ねると、「私、そのころは習い事はしていなかったんです。習い事みたいに『やってみる?』と言われて始めてみたんですけど、いま親と会って話してみると、自分が表に出たかったのかなって」と、振り返り、当時から俳優をやりたかった?へ、「大人の方に囲まれてカワイイ、カワイイといわれるのが楽しかったんです(苦笑)」。

 さらに『AKB48』のメンバー時代については、「高校2年生のときに『AKB48』には入ったんです。進路相談が始まって、そのころも子役で続けていたんですけど、鳴かず飛ばずで……(苦笑)。これは諦めないとダメかなと思って、別の道を考えないといけないのかなとおもっていたときに、そのときにAKBのオーディションがあって。あれよあれよといううちにアイドルというものになっていたというか」と、経緯を説明。

 ここで瀬々監督が「アイドルのころはどんな感じだったんですか?『これは私の天職!』みたいな感じだったのか『ちょっと気恥ずかしい』みたいな感じだったの?それとも『仕事だからやるか?』みたいだったの?」と、ずばり切り込み、大島もタジタジだったが「私は天職だと思っています」と、返答。これに瀬々監督は「本当かなぁ?(笑)」と、返すと大島は「それはいまでも(天職だと)思います。女優業の方が天職じゃないと思っていて、アイドルの方が天職だったかもしれないなぁと思っているんです。でも、ずっと続けられるほど、もうエネルギーを作っていくことがすごく難しい……アイドルっていう生き物っていうか……。女優さんは、作品によってエネルギーチャージが違うから、チャレンジしていきたいなという職業ですね」と、大島の心情を引き出していた。

 ほかにもイベント中に、また瀬々監督の作品に出演したい?という質問に、瀬々監督は「その後一緒にやってるんです。それは、まだ言えないですけど」と、今後発表されるであろう作品に大島を起用していることを明かすリップ・サービスもあり、観客たちを驚かせていた。

 そして大島から、「私は子供目線で観ましたけど、自分が男で、父親ならどうだったんだろうというのを観たらどうなるんだろうって。いろんな通りの見方があって面白いなって。自分が当事者になれるというか。この映画は、誰かに寄り添う気持ちを感じてもらって、持って帰ってもらえれば」と、メッセージを寄せていた。

 映画『明日の食卓』は全国ロードショー中!

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