井ノ原快彦すみっコ“推し変”してしまうほどの魅力や“ふぁいぶ”に共感するのはV6だから?オファーなかなか来ず肩を落とした裏話なども披露

井ノ原快彦すみっコ“推し変”してしまうほどの魅力や“ふぁいぶ”に共感するのはV6だから?オファーなかなか来ず肩を落とした裏話なども披露1

 アイドルグループ『V6』井ノ原快彦(45)、本上まなみ(46)が22日、東京・東劇で『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(監督:大森貴弘/配給:アスミック・エース)舞台あいさつ付きおひろめ試写会を大森監督とともに開催した。

 「すみっこにいると、なぜか落ち着く。」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらし。その世界観は子どものみならず大人たちも魅了した2019年11月に公開された劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は動員120万人を超える大反響を呼んだ。本作はその第2弾で井ノ原と本上は前作に引き続き、ナレーションという形で作品に参加している。

 入場の際には、すみっコぐらしのキャラクターで本作仕様の三角帽子姿を初お披露目のしろくまととかげと一緒に登壇。ゆっくり、ゆっくり歩くキャラクターと歩調を合わせて、井ノ原は「ちょっとお時間くださいねー」「階段大丈夫かな?」と、言いながら3人も和気あいあいと登壇と、本作らしい雰囲気でイベントがスタート。

 井ノ原は「ただただ、すみっコたちが可愛くて、取材とかで感想を聞かれるんです。けど、『可愛いところです!』と思わず言っちゃうんです。観た後に人に優しくなれるというか心が優しくなれるというか。1つ新しい自分になれると思います」と、イベント序盤から思いがあふれた。

 そんな井ノ原だが、「第2弾やると周りで聞こえてきていたんです。でも、そのことが聞こえた時点でナレーションのお話は来てなかったので別の方になったのかと思って」とちょっと肩を落としたこともあったのだとか。

 そんな状況もあってか収録のときに気をつけたことへ、井ノ原は「監督にちゃんとあいさつした方がいいと思って。お会いしたら、ものすごい人なのに気さくな方で、自分なりに(ナレーションを)考えていたこともあったんですが、大森監督に任せておけば大丈夫だろうというので、いろんな指導をしてくださって」と、人となりをみて安心したのだとか。

 これに大森監督は「僕のなかでは、続投をお願いをしていたんですけど、誤解があって」と裏事情を話し、井ノ原も「決めてるんだったら早めにご連絡お願いします(笑)」と、胸をなでおろす。ちなみに、大森監督としては2人は「すみっコたちのお兄さんお姉さんという立ち位置が素敵だったので」と、続投の理由も語っていた。

 アフレコの内容の話題にもなり、「毎回思うんですけど、声優さんのお仕事ともまた違うというか……。主張しすぎてもダメだし、きっちり説明してあげたいところもあるし、できるだけ邪魔にならないようにと思ってやりました」と、演技プランを話しつつ、「冒頭の本上さんの声が聴けただけでもすごい癒やされちゃいました」と、たたえていた。

 トークでは好きなキャラクターの話題にもなり、井ノ原は“えびふらいのしっぽ”が前作から共感していたと幼少のエピソードを交えて挙げつつも、「今回のを観ると、今回は“えびふらいのしっぽ”から“とかげ”に浮気しちゃう感じで……。ぐーっと心が引き込まれましたね。これ、とかげを好きにならない人がいるのかなというくらい可愛かった!」と“推し変”したくなるほどのレベルなのだとか。

 さらに、本作には“ふぁいぶ”というキャラクターも登場しているが、「僕も同じ数字の6(V6)で頑張っているので。同じ数字としてはともに頑張っていきたいと思って」と、茶目っけたっぷりのコメントも寄せていた。

 最後に本上から「私自身、恥ずかしがりでそこが落ち着くというタイプで。自分は自分でいいんだよというので、すみっコたちがその存在を認めあっているというのは穏やかで温かい世界だなと感じているんです。新しい世界の中で活躍してくれることが嬉しいなと思いますし、コロナとか、いろんなことがあって、しんどいな、つらいなと思うことが毎日あるかもいしれませんが、そんな中でもちょっとホッと一息になるものがあればと思いながら作品に参加しました。温かい素敵な時間になることを願っています」と、アピール。

 そして井ノ原は、「本当にすみっコの1人1人を見ていても完璧ではないけど、完璧である必要がないと思わせてくれる。自分ができないことは、ほかの人がやってくれるだろうし、ほかの人ができないことは自分がやってあげればいいし。そうやって、お互いのネジをまきあっているような世界だなと思って。この世界もそうなっていけばいいなと思って。周りともうちょっと気を楽にしてやっていこう、楽しくやっていこうという気持ちになると思います。本当に可愛いとかぷにぷにしているということがこんなにも人を幸せにしてくれるのかと。観終わって帰るときには、人と優しくなれそうな感じになると思います」と、コメントを寄せていた。

 ■ストーリー
 とある秋の日、キャンプに出かけて行ったすみっコたち。
 空を見上げると、いつもより大きく青く輝く月が。
 「5年に1度おとずれる、青い大満月の夜。魔法使いたちが町にやってきて、夢を叶えてくれる」伝説のとおり、すみっコたちの町に魔法使いの5人きょうだいが舞い下りてきた!
 公園、スーパーマーケット、森の中。
 次々と魔法がかけられ、キラキラに彩られた町はまるでパーティー会場のよう。
 やがて楽しい夜に終わりが近づき、月へ帰っていく魔法使いたち。
 そこにはなぜか……たぴおかの姿が!?すえっコの”ふぁいぶ”と間違えて連れていかれてしまって……?

 ※関連過去記事
 ・「すみっコぐらし」映画第2弾発表で11月に上映予定!大森貴弘監督×吉田玲子氏脚本での作品に
 ・井ノ原快彦 V6は「みんな隅っこが好きでセンター嫌いなんですかね(笑)」!映画『すみっコぐらし』は「40代の男が観ても号泣」

 『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』は11月5日より公開予定!

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