映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』声優お披露目イベントが18日、都内劇場で開かれ日本語版声優を務めるドクター・ストレンジ役の三上哲、クリスティーン役の松下奈緒、新キャラクターとなるアメリカ・チャベス役の鬼頭明里が登壇した。
『アベンジャーズ／エンドゲーム』など、世界でメガヒットを飛ばすエンターテイメントを提供しているマーベル・スタジオの2022年劇場公開の幕開け作品。『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描いたアクション作品となっている。
まずは、作品についていえるところで魅力をという質問に松下は、「本当に難しいです」と笑うと三上も「言えないことだらけです（苦笑）」とうなずく。松下としては、「クリスティーンとして、前作でどうなるの！？と、終わりの時から気になっていたんです。本作で楽しみにしているのもそこなんです。前作のラストの2人のシーンが声を入れながら泣きそうになってて。そこは楽しみにしています」というと、三上は「予告から推測することになると思いますが、いろんな世界があるということで何でもありっちゃなんでもありです。物語りの広がりの可能性があるんです。でも、ただ単に風呂敷を広げて終わりじゃなくて、いろんなストレンジが出てくるのでそこは注目してほしいと思います」と言いつつ、「あとそれは……やめましょう（苦笑）」と、口が滑りかける一幕もあり、場内を沸かせた。
一方、鬼頭が演じるチャベスは本作で物語の核心となる“マルチバース”において大きな鍵を握るという役どころ。スモークと赤い光に包まれる中、登場するという派手な登場をした鬼頭だが、今回始めてマーベル・スタジオ実写作品の吹き替え声優に起用となったことに、「光栄すぎて本当に嬉しいです！私の想像を超えてというか、嬉しすぎてマルチバースの世界に来たのかな？という感じで。ぜひぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです！」と、声を弾ませた。
イベントでは、作品にちなみ、もし魔術が使えたらという話題となり、三上も松下も瞬間移動を挙げるなか鬼頭は、「変身したいです。変身能力で本物のアベンジャーズになってみたいです！」というと司会からどんなキャラクターがいいかとの声が飛び、「キャプテン・アメリカ好きなんで性別ごと飛び越えてなりたいです」と、笑み。
ほかにも、知られざる自分？はという質問があり、鬼頭は『ラーメン屋でバイトしてました』とボードにしたためると、「ラーメンが食べたくて上京してきて、カウンター席しかないガチのラーメン屋でバイトしていました。自分が入れるくらいの寸胴鍋をゴシゴシ洗っていましたね。計算が苦手すぎて間違っていることが多かったので『鬼頭ちゃんはやらなくていいよ』と免除されたり、結構声を大きくやっていて、『なんできたの？』と言われたりしましたが、ラーメン食べたかったので」と、マイペースに話して松下も「ラーメン食べたいからバイトするというのは理にかなっていると思います」と、うなずいていた。
そして鬼頭から「マルチバースの扉が開いてから壮大すぎるお話が待っています。今作を楽しんで頂けたら嬉しいです。アメリカ・チャベスも活躍していますので、よろしくお願いします」とアピールすると、松下は「5年経ってようやく続きが見られるんだと思うと。映像も格好いいですし、、ぜひ劇場に足を運んでもらえたら」と、メッセージを。
三上からは「アメリカ・チャベスとかクリスティーンとかやり取りが面白く魅力的でチャーミングです」と、コメントを寄せていた。
映画『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』は5月4日より公開予定！
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