俳優・玉山鉄二（42）、さとうほなみ（33）、お笑いコンビ『ココリコ』田中直樹（51）が20日、都内ホテルで縦型ミステリードラマ『終わらせる者』完成報告イベントに登場した。
LINE株式会社が運営しているスマートフォン向けニュースサービス『LINE NEWS』の動画コンテンツ『VISION』において配信となるドラマ。本作は、遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”を追う3人の刑事が、事件に巻き込まれた一家への捜査を通し、事件の謎と驚愕の真実を明らかにしていくというもの。玉山は執拗に捜査をする刑事・清水拓也役、謎を握る齋藤家投手で建築家・齋藤永和役を田中、齋藤の妻の友人で有名雑誌のジャーナリスト役にさとうがキャスティングされ、主題歌はロックバンド『凛として時雨』の楽曲『Marvelous Pesona』が起用されている。
黒のスーツに白いシャツ、黒タイをあわせた姿で登場した玉山。「現場がタイトだったのでこうして形になったことに安心したというのが第一印象です」と、まずは完成に胸をなでおろしたそう。
縦型で観るコンテンツということで、玉山は、その特徴として、「人物の表情や目の奥の色というのにすごく没入できるなって思いました」と、視聴者の視点を語るとともに、自身としては、「役で髭を生やしっぱなしだったんですけど、髭のツムジがあるんだっていうことを知らされました」と顔の左のもみあげの下あたりを指さしてアピール。これにさとうも「つむじが気になっちゃって、早く見直したいです！」と、大爆笑する一幕も。一方、田中は、「僕はこんなに肌にシミがあったのかと感じています」と、苦笑いを浮かべていた。
会見では玉山演じる清水とバディを組むこととなる配属されたばかりの警察官・蓮井恭也役の岡山天音からのコメント動画が流れ、岡山は玉山へ「座長としてのあり方に、勉強になることが多かったです」と、仰ぎ見るような視線を送る。逆に玉山は岡山へ「役と向き合って、正統派なお芝居をされていて、監督からの要求に真摯に向き合っている姿が印象的でしたね」と、目を細めていたが、「こんな髪型でしたっけ？」と、ツッコんで笑いも誘っていた。
このへんにツムジがあるという
会見後半には玉山演じる清水の性格にちなんで執拗に長年続けていることはとの質問が。玉山は、「おいしいラーメン屋さんの捜査を続けているかもしれません。もう10数年続けています。もう目星はついてますね」と、ニヤリ。
続けて、上下関係へのエピソードとして、玉山は“先輩役者”とフリップにしたためていたが、「たとえばお食事のお誘いをされたときに、自分が夕食を食べていたとしても、食べましたね。諸先輩方の楽しいお話も聴けますし」と、話していたが、「僕は先輩を立てまくってといういう育ち方をしてきたんです。それで40歳を超えて、いざ共演者ら誘うと、『食べちゃいました』と言われるのが切ないなって。時代は変わりました」と、ちょっとさみしげな表情を浮かべていた。
玉山から、「縦型コンテンツとしての良さや迫力、人間の業やエグみも鮮明に出ています。画面が寄ったときの毒々しさや、生々しさを感じてもらえれば。予測不可能なミステリードラマを楽しんでもらえれば」と、メッセージが寄せられていた。
縦型ミステリードラマ『終わらせる者』は22日18時より第1話の配信スタートで全10話を予定。
※玉山鉄二過去記事
・玉山鉄二 陣内孝則への対応めぐって池内博之と対称的！「情報の大切さを感じ取れる」としみじみ
・明石家さんま 中尾明慶から“抗議”！玉山鉄二が代打を打った裏事情もぶっちゃけ
・和牛・水田信二「シャイロックの子供たち」“嫌味な社長”で出演
