俳優・小雪が6月12日に東京・銀座のGINZA XIAOMAで『GINZA XIAOMA』アンバサダー就任発表会に登場した。
エルメス商品の買取・販売・レンタル専門店『GINZA XIAOMA』(銀座ショーマ)を運営するASU BRAND 株式会社/XIAO MAホールディングスが小雪をブランドアンバサダーに起用。これにあわせ6月13日より小雪出演の『GINZA XIAOMA』新TVCM『ブランドストーリー』篇(15秒)、『銀座旗艦店』篇(15秒)が関東エリアで放送となる。
「銀座ショーマさんのインテリアや壁紙など細部まで凝っていて、上質でありながら温かみもあって抜け感もあると感じました。そういうイメージでスタイリッシュで清潔感のある衣装にしました」と、自身の感じた銀座ショーマに合うコンセプトを白の装いで登場した小雪。
今回の起用へ「私にとって銀座ショーマさんとの出会いは嬉しかったですし、時代に沿ったテーマを掲げている企業さんとご一緒できることを嬉しく思っています」とほほ笑んだ。
店内へは、「こんなお店あるんだと思いましたよ!」と驚いたそうで、「この空間に足を踏み入れると、自分がタイムスリップしたような夢の体験ができるなって思ったんです。インテリアだったり、店内自体も温かみがあって、落ち着く空間でそして品ぞろえの多さ。みなさんがエルメスさんのものを見たいと思ったとしてもなかなかお店に入る勇気が出ないという方でも、来やすいし、見やすい店内になっていると感じました」と、感じたことを話すとともに、「どういうライフスタイルやコーディネートをバッグを持ったら良いかというのも、お洋服と一緒に陳列されていて、そういうところも勉強になるなと感じています」と、バッグに限らずファッションのコーディネートも展示していることが印象的だったそうだ。
鑑定歴30年のスタッフもいるという銀座ショーマのトークをした後に、自身が銀座ショーマに限らずお店の方の知識や接客へ期待することとして、「難しいんですけど……」と前置きした後に、「私も仕事を30年くらいやっていて、いろんなものを見てきていますが、お店に入ったときにお客さまがどんなニーズを持っているかというのを見極められるかというか。押し付けがましくなりすぎず、入ってきたお客さまが居心地良く、空気のようにいながらも、知りたいことは寄り添っていただけると嬉しいなと思います」と思い浮かべていた。
CM撮影は「結構カット数もあったり象徴的なイメージのものもあったり、スチール撮影ではいろんなバッグを持って、いろんな角度の撮影をさせて頂きました。ショーマさんのバッグが輝くように意識しました。こんな価値のあるものなんだと、楽しい思い出でした」といい、その撮影中にもスタッフが「(エルメスのハンドバッグの)バーキンを生まれた子どものように扱っているというのは見たことがなかったんです。価値のあるブランドまであがった歴史の思いを感じました」と、感じ入ったそうだ。
そういったことを踏まえて、撮影の際に、「ショーマさんが取り扱っているバッグたちを、どういう形で、いまの現代に生きる私達が投影していけるかなというのをライフスタイルの提案として見せていくことが大事だなと思っていました。高いバッグだからこういうときにしか持てないではなく、普段からの生き方とか、ライフスタイルに合うようなスタイルとして持って良いんだよという、付き合いの提案みたいなものを提案することができればいいなという気持ちで臨みました」と、表現したかったものを話していた。
また、銀座ショーマではサステナブルな理念を掲げているが、小雪もその理念に共感する部分があるという。さらに、銀座ショーマにかかわるようになり「いま断捨離が流行っているんですけど、私はそれが苦手な方なんです。でも、ショーマさんに来させて頂いて、循環させていく。もし自分の中で1番大切なものがあれば、1度手放してみて新しいものを取り入れるというのも自分の中に新しい感情として息づいて素敵なものだと感じました」と、考え方に変化も出てきているそうで、「隙間を作らないと新しい風が流れていかないので、そういう形を作ることも大事だと思っています」とも。
本ブランドのようなオシャレを循環させることへは、「銀座ショーマさんの女性のエンパワーメントで掲げていらっしゃると思うのですが、輝きを一押しするというのは自分も共感できる点が多くて、女性は人生の転機がいくつか訪れますから、キャリアを築いていくうえで、私は家庭や家族を持つと、言い方を変えると時間の犠牲とか、自分のやってきたものを止まらないといけないときがあると思うんです。すべてのやりたいことを、ちゃんとやっていける環境づくりをしていかないといけないなと思います」と持論を展開していた。
そして、「ここに訪れてみて自分が大切にしていたものの価値を再確認してみたり、代第受け継いできたものを、お譲りしたいなとかどうしようかなと気軽に考えられる空間づくりがされていると思いました。私自身も今度プライベートで来させて頂きたいと思っています」と、メッセージを寄せその場を後にしていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ