フィギュアスケーター・浅田真央選手が6月12日に都内ホテルで『木下MAOアカデミー』『木下MAOクラブ』設立発表会に登場した。
株式会社木下グループが浅田選手と共同で、フィギュアスケート界の未来を担う人材育成を目的とした『木下MAOアカデミー』の設立を発表。浅田選手は同アカデミーでディレクターとして指導者を務めるとし、長年の競技生活で培った技術・経験・情熱を次世代へ直接伝えていく。木下グループでは、浅田選手のこの新たな挑戦を全面的にサポートする。『木下MAOアカデミー』の浅田選手ビジュアルも公開となった。
浅田選手は「指導者として、新たな一歩を踏み出します。1人1人と向き合い丁寧に指導していきたいと思います」と、意気込んだ。
木下アカデミー事務局長の河西智典氏からは『木下MAOアカデミー』が8月1日から開校することなどが明かされ浅田選手からの直接指導も明かされた。そのレッスンプログラムはどんなものになるのかへ、浅田選手は「選手時代にこんなアカデミーがあったらいいよねっていうものを取り入れたメニューで、『木下MAOアカデミー』にしかない、プログラムになると思います」と、自身の経験を通してプログラムを考案している様子を窺わせる。
一方、『木下MAOクラブ』では浅田選手監修のレッスンプログラムによる指導となり、「普段はアカデミーで活動しますが、クラブでも時々指導に入りたいと思います」とのこと。こちらへは、「私の思いとしては、フィギュアスケーターの人口を増やしたい。何より、挑戦することの楽しさを多くの子供達に体験してほしいと感じました」という気持ちとともに「どんなことがあってもスケートが好きという気持ちはなくさないようにと思っています。私が学んできた、どのコーチも愛のあるコーチの方々ばかりでしたし、私も愛を忘れないように指導していきたいと思います」とも話していた。
なお、今後、浅田選手の「プロスケーターの活動についてはハーフハーフです……久しぶりに言いたかったんです」と、自身の“名言”を久しぶりに繰り出し、それまで固かった会見場の雰囲気を一気に和やかにしつつまずは、『木下MAOアカデミー』『木下MAOクラブ』へ「全力集中で」と、ウェイトも語っていた。
■『木下MAOアカデミー』HP
https://kinoshita-mao-academy.com/
■『木下MAOクラブ』
https://kinoshita-mao-club.com/