駐日報道官補とワーナーバイスプレジデントが映画の著作権保護訴えるトーク!著作権侵害行為の防止や著作権思想の普及へ

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駐日報道官補とワーナーバイスプレジデントが映画の著作権保護訴えるトークショーを開催!

 駐日米国大使館デジタル・メディア担当報道官補のラグレッタ・ニクルス氏、ワーナー・ブラザース映画バイスプレジデントの山田邦雄氏が19日、都内で映画『レディ・プレイヤー1』上映を記念し、映画の著作権保護を訴えるトークを繰り広げた。

 本イベントは、映画の著作権等の保護に向けた活動を行っている、日本国際映画著作権協会(MPA/JIMCA)が4月26日の『世界知的所有権の日』に先立って行ったもの。映画の著作物にかかわる著作権侵害行為の防止や著作権思想の普及を目指した活動の一環となる。

 ニクルス氏は、イベントテーマに挙がった『力の変革:イノベーションと創作性における女性達』が非常に興味深いといい、「元弁護士として、そして仕事上、イノベーションと創造性が要求されることもあり、私は長い間、知的所有権の重要性を認識してきました。弁護士時代、私は何人もの方々、とりわけ女性の方々が、自ら発明したもの、または創作したものについて正当な評価や金銭的な利益を得られなかったことをしばしば目にしました」と、現状を訴える。

 続けて「このような不公平は、アイデアや創作物の保護についての認識が足りていなかったことが一因でした。今年の『世界知的所有権の日』の記念イベントは、革新的な、そして創造力豊かな女性達(それと勿論どなたも)が、自らのアイデアを商品化する過程において、知的所有権のシステムがどれほど助けになるかを伝える良い機会です。アメリカと日本は、知的所有権の促進や保護において、長い間努力してまいりました。しかし、イノベーションが続き、革新的なアイデアが守られ、そして革新的なアイデアや製品を生み出すクリエーター達が、正当な報酬を受けられるよう確保する必要性について、心に留めておかなければなりません」と、ギャラリーに訴えかけた。

 また今回上映された『レディ・プレイヤー1』について、ニクルス氏は「この作品は、私達が強固な知的所有権のシステムを通じて、育て、保護すべきイノベーションと創造性を示す、最も良い1つの例です。作者であるアーネスト・クライン氏は、自身の作品の権利を守り、この素晴らしい物語を小説から脚本、そして映画へ変えていくことができました。クライン氏の独創性と創造性を改めて認識する機会を得て、大変嬉しく思います」と、作品へ一定の評価をしつつ、クリエイティブ分野で活躍する女性たちに対して、「また、創作や技術の分野にて大いに貢献している女性達を評価し、創造的な表現に関するすべての分野において、女性達の参加を奨励したいと思います」と、エールを送った。

 一方、山田氏は、「映画は、喜びと悲しみ、笑いと涙を通して素晴らしい体験をもたらしてくれます。本日のイベントは、映画制作者の独創性と創造性を認識するための素晴らしい機会だと思います。ただ、著作権法がなければ、また、著作権法が守られなければ、スピルバーグ監督のようなクリエイティブな分野で働く人が、私たちを楽しませたり、ビジネスを構築したり、人の心を豊かにするコンテンツを提供することができません」と強く呼びかける。

 そこで『レディ・プレイヤー1』へ山田氏は、「本作を観終わった時に感じていただきたいのは、映画を始めとする、アニメ、音楽、ファッション、デザイン、文学、芸術などのクリエイティブな仕事をしている方がいるからこそ『レディ・プレイヤー1』のような素晴らしいコンテンツが成り立っているということです。監督を含め作品にかかわったすべての人が喜んでくれるのは、海賊版や違法動画ではなく、きちんとした形で1人でも多くの方に映画館で映画を観てもらうことだと思っております」と、心情を吐露し、イベントを締めくくった。

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