窪田正孝、6年ぶり舞台「どこかで蜷川さんが見ている感じ」、元宝塚・柚希礼音は「稽古場なにもかもが衝撃!これがアングラなんだな」

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 俳優・窪田正孝(30)が7日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで翌8日に開幕する主演舞台『唐版 風の又三郎』(作:唐十郎/演出:金守珍)の報道陣向け公開稽古を行い、「Bunkamuraが赤テントに変わるくらい勢いのある作品。(出演陣は)みんな自由に動いているが、そのなかに核があって、しっかりと一つの方向にむかっていく感じ。本物かファンタジーなのかわからなくなるくらいの作品なので、ぜひ、目を見開いて観てほしい」と熱烈PRした。

 1974年に状況劇場公演として初演されたもので、宮沢賢治の「風の又三郎」にギリシャ神話、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」、さらに初演前年の1973年に起きた自衛隊員による隊機乗り逃げ事件などをつきまぜた作品。今回の演出は2016年に逝去したシアターコクーン芸術監督・蜷川幸雄の遺志を継ぎ、その直系の弟子に当たる劇団・新宿梁山泊主宰の金が担当する。

 この日は、稽古前に窪田とW主演を務める元宝塚の柚希礼音(39)、北村有起哉(44)、風間杜夫(69)も出席し、報道陣の取材に応じたが、翌日に控える初日について窪田は「みんなで仲良く(稽古を)やらせてもらってきた。(初日の)実感はまだないが、ドキドキしているものも大きくなって、わからない世界に飛び込んでみたいという思い出お受けした仕事なので、言葉にはならない」としみじみ。一方の柚希は「右も左もわからない状況で一歩ずつ進みながらやってきた。エネルギーを持って丁寧にやりたい」と意気揚々。北村は「稽古中はとにかく楽しくて、主役のふたりが安定感抜群で、その一方でおじさんたちの破壊力が凄い。僕はどこ突っ込んで行こうかなという感じだったが、とにかくみなさんに早く観てもらいたい作品」と自信満々。

 大ベテランの風間も「本読み初日から音響が揃っていて、1回のステージングで絵が見える、いいスピード感で稽古ができた」と手応えを感じている様子。その一方で、「まだまだあと10年、20年演劇を続けていきたいし、紫綬褒章をいただいて、最後は人間国宝を狙っていたのに、この芝居をやってあきらめた。絶対に宮内庁から皇居に入るなと言われるよ。これからは金さんとやっていくしかない」と苦笑いで、場内を和ませていた。

 今回は窪田の6年ぶり舞台と、柚希のアングラ演劇初挑戦というW主演のふたりそれぞれにもトピックスがあるが、窪田は「Bunkamuraに来るのは6年ぶりで、どこかで蜷川さんが見ているんじゃないかという感覚。そういうことを感じられるのも大切なことだと思うし、受け継ぐとか綺麗事じゃなくて、やってきたことが純粋に染みついていたんだなと思えた」。今年、芸能生活20周年を迎える柚希は「稽古場で何もかもにひとり、衝撃を受けていた。でもこれがアングラ演劇なんだなと。そう思いきゃ美しい世界があったり。幅が広いなと思った」とそれぞれしみじみと振り返っていた。

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