山崎賢人主演の映画「劇場」上海国際映画祭へ出品でプレミア上映のチケットが19分で完売!行定勲監督「永田と沙希の姿が記憶に残ることを期待しています」

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 俳優・山崎賢人(25)が主演し今月17日より公開となった映画『劇場』(監督:行定勲/配給:松竹 アニプレックス)が、第23回上海国際映画祭のインターナショナル・パノラマ部門へ出品されたことが30日、分かった。

 本作は『ピース』又吉直樹が芥川賞を受賞した『火花』の前に温めていた2作目となる作品。劇作家を目指し演劇に身も心も捧げながら、実生活では社会や周囲の人々とうまく協調できない不器用な青年・永田(山崎)と、彼に恋をして必死に支えようとする沙希(松岡茉優)の描いたストーリーとなっている。

 第23回上海国際映画祭は新型コロナウイルスのパンデミック後、中国で最初に実施されるメジャーな国際映画祭として、「映画ファンがスクリーンで再会する」という思いを込めた“reunion”をテーマに今月25日から8月2日まで開催。今回、『劇場』が出品するのは、インターナショナル・パノラマ部門内のSPECTRUM-NIPPON EXPRESS部門となっており、同部門には、齊藤工監督の『COMPLY+-ANCE』の出品もされている。

 なお、29日12時(現地時間9時)から行われるインターナショナルプレミア上映を含めた、3回行われるプレミア上映のチケットは発売開始後19分で全回全席が完売と反響も起こっている。

 今回の出品へ、行定監督からは、「上海はかつて撮影をした私にとって忘れがたい特別な場所です。その地で映画『劇場』を観て頂けることを嬉しく思います。下北沢の小さな恋物語が上海の観客に響き、永田と沙希の姿が記憶に残ることを期待しています」と、メッセージを寄せている。

 ※山崎の「崎」はたつさき

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