上白石萌歌 豊川悦司に“ブーメランパンツ”発言で「なんだそれ(笑)」!千葉雄大 細田佳央太は「弟のように思っています」

上白石萌歌 豊川悦司に“ブーメランパンツ”発言で「なんだそれ(笑)」!千葉雄大 細田佳央太は「弟のように思っています」4

 俳優・上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司が27日、東京・新橋のニッショーホールで映画『子供はわかってあげない』(監督:沖田修一/配給:日活)完成披露上映会を沖田監督とともに開いた。

 漫画家・田島列島氏の長編デビュー作の原作を『横道世之介』などで知られる沖田監督が実写映画化。元気でマイペースなヒロイン・美波(上白石)が運命の出会いをきっかけにちょっぴり不思議な夏休みを過ごすという作品。甘酸っぱすぎる初恋相手となるシャイで素朴な書道部員の“もじくん”こと門司昭平(細田)、“元教祖”?の実父・友充(豊川)との再会、ジェンダーレス な雰囲気を漂わせるもじくんの兄で迷探偵・明大(千葉)ら個性的なキャストが登場しまくるものとなる。

 上白石は白地に赤のドットが入った涼しげなワンピース姿で登場。本来なら昨年公開予定だったが新型コロナウイルス拡大防止の観点から延期を乗り越えて公開が近づいていることへ、「本来昨年公開予定だったこの作品がやっと公開できそうで」と、笑みが浮かぶ。

 撮影について、上白石は「沖田監督のファンでして、まさか自分が沖田監督の世界の中に生きられると思いませんでした」と、沖田作品に出演できたことに感激していたことや「水泳選手の役で、この作品で3連続目の水泳選手の役で、どれも泳ぎ方が違ったので水泳の個人メドレーのようだなと思いました(笑)。それと、髪を切って、肌を真っ黒に焼いての撮影で、10代最後の夏を宝物のような時間になったと思います」と、いい思い出になったそうだ。

 一方、豊川は上白石と一緒に泳ぐシーンがあるといい、「僕も娘がいますが、ホースで水をかけて遊んだりとか、そんなことはさせてくれませんからね(苦笑)。これ父親の理想だよなというようなシーンで、まるで夢のような時間でした」と、しみじみ。すると上白石がそのときの豊川へ「ブーメランパンツをはかれていて、予告編でも見れて貴重な映像になっているので、注目して観てもらえれば」というと、豊川は「なんだそれ(笑)」と言いつつも楽しげに笑っていた。

 作品にかけて忘れられない冒険や思い出はあるかとの質問が。これに千葉は「大学生のころに友達と青春18きっぷで東京から広島まで行ったんです。途中、漫画喫茶で夜を明かしたりとか、広島に住んでいる友達の家に遊びに行くという冒険でしたけど楽しかったです。青春でした」と、目を輝かせる。ちなみに、本作で兄弟役だった細田はその後放送されたドラマでも兄弟役で共演したそうで「2019年の夏は佳央太との夏で弟のように思っています(笑)」というと、今度は千葉の目が輝いていた。

 そんななか上白石は小学生のときの思い出として「もともと泳ぐのが苦手だったのですが、当時80歳だった祖母がタフライを泳ぐような祖母だったので、2週間だけ水泳を習っていてその経験が今生きている感じがしています。やってて本当に良かったなって」と、祖母に感謝。すると千葉は「萌歌ちゃんはあとバタフライで映画に出ると、個人メドレー制覇なんだよね」と振り、上白石も「(バタフライをする)お仕事お待ちしてます!」と、お茶目に乗っかっていた。

 そして上白石から「2年熟成して食べごろにお届けできることになりました。我ながら素晴らしい作品ができたなと思っています」と、自信を見せていた。

 映画『子供はわかってあげない』は8月13日よりテアトル新宿にて先行公開で同20日より全国公開予定!

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