【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド「日本vs OAR(個人資格ロシア)」日本4勝目!「チームのアイスリーディングの力が出来ている」

【平昌五輪】カーリング 女子予選ラウンド「日本vs OAR(個人資格ロシア)」日本4勝目!「チームのアイスリーディングの力が出来ている」

 平昌オリンピックは17日、カーリング 女子予選ラウンド「日本vs OAR(個人資格ロシア)」を行った。日本女子代表の「ロコ・ソラーレ(Loco Solare)北見」は、5-4と日本1点リードで迎えた第7エンド。不利な先攻から3点をスティール。これが効いて第9エンドを終わったところで10-5とし、OAR(個人資格ロシア)がギブアップ。日本は4勝1敗とした。

 リード:吉田夕梨花(24= LS北見)、2nd:鈴木夕湖(26= LS北見)、3rd:吉田知那美(26= LS北見)、スキップ:藤沢五月(26= LS北見)、サブ:本橋麻里(31=LS北見)のメンバー。

 先攻は日本で第1エンドスタート。相手に1点を取らせて0-1。第2エンドは有利な後攻で2点獲得と順調に進めていく。第6エンドまで一進一退の攻防が続き、5-4と日本が1点リード。勝負の分かれ目となったのが、第7エンド。

 日本が不利な先攻ながら、残り3投ずつになったとき、ハウス内は中央にOARと日本のストーンが3つずつひしめき合っている状況。しかも三角形の右斜めの戦3つが日本。左斜めの1つと底の線の2つがOARのような形で、三角形の頂点部分がストーン1個分開いている、ナンバー1はかろうじてOARか。ここで日本がタイムアウトをとり、長い作戦会議の末、3rd吉田(知)選手の2投目はセンターガードを作ることを選択。

 すると、OARの3rdの選手の2投目は2つのセンターガードの間を通し三角形の頂点にピタリと付けるナイスショット。これでナンバー1がOARでナンバー2は日本だが、ひしめき合いは、より密着。スキップ藤沢選手はOARのナンバー1ストーンに当てるショットで、ナンバー2を奥のナンバー4まで押し出す。対するOARのスキップは一投目でガードを作り、OARのナンバー1ストーンが、弾き出されないようにすることを選択。

 スキップ藤沢選手の“ラス投”は、三角形を形成していたストーンの左斜めの部分のストーンがなくなっているので、右斜めの線を形作っている自身のストーンに薄く当てて横に動かし、相手のストーンを中心から遠ざける作戦。

 これが見事に成功するスーパーショットで、ナンバー1~3が日本のストーンとなる。これで逆に自身のガードが邪魔になってしまったOAR。左側のハウスの中にあるストーンに当てて、中央にローリングし、ナンバーワンをとる作戦も、これが失敗日本は3点スティール。

 第8エンドは相手に1点取らせて、第9エンドを日本の後攻で迎え、2点を取ったところでOARがコンシード(相手の勝ちを認めること)。10-5で日本チームが勝利し、これで通算成績を4勝1敗とし、10チーム中暫定2位。

 【カーリング女子順位表】
 1位 スウェーデン 4試合 4勝0敗
 2位 日本 5試合4勝1敗
 3位 韓国 4試合3勝1敗
 4位 中国 5試合3勝2敗
 4位 英国 5試合3勝2敗
 6位 米国 5試合2勝3敗
 7位 カナダ 4試合1勝3敗
 7位 スイス 4試合1勝3敗
 9位 デンマーク 5試合1勝4敗
 9位 OAR(個人資格ロシア) 5試合1勝4敗

 日本は19日月曜日午前中にカナダ戦と夜にスウェーデン戦、20日火曜日午後からイギリス戦、21日水曜日夜からスイス戦の4試合を残している。

 スキップ藤沢選手は、「(鮮やかな勝利でした。振り返っていかがですか?)相手チームがすごくいいチームだった中で、私たちらしい試合が出きた、いいゲームだったと思います」

 2nd鈴木選手は、「(終盤見ると、タイムアウトも取った第7エンドあたりがカギだったのではないでしょうか?)そうですね。でも、カギになっているのがとても多い試合だったなぁと思いました」

 スキップ藤沢選手は、「(3点スティールの場面はいかがですか?)あそこで点を取れたというのがすごく大きくて、タイムアウトでしっかりとコーチの意見も聞けて、しっかりとチームで考えてショットを決められたのがよかったのかなぁと思います」

 2nd鈴木選手は、「(これで4勝1敗となりました。振り返っていかがですか?)どんどんチームのコミュニケーションもよくなってきて、私たちらしく試合ができてきているので、このまま挙げていけたらいいなぁと思っています」

 スキップ藤沢選手は、「(ショット成功率90%を超えていましたが?)これも私の前のみんなが、しっかり投げてくれて、情報をシッカリ持った上で私が投げられているので、ショット率がいい状態で行けているので、チームのアイスリーディングの力が、きちんと試合中にも出来ているんだなぁと、やっていても実感できているので、明日以降の試合も、どのチームであろうとも、しっかり自分たちのやるべきことに集中したいなぁと思います」

 2nd鈴木選手は、「(いま、お2人のやりとりの表情見ていても、チームの雰囲気いいんじゃないですか?)そうですね。わたしたちらしい試合ができてきていて、いつもとおり、オリンピックという舞台でも試合ができているのが、すごくいいと思っています」


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