2025年大阪・関西万博の最終日となる10月13日に閉幕を祝うためのセレモニー『フレンドシップリング』が午前7時40分から約6分間、大屋根リング上で開催された。
午前7時30分、遠くの山には虹がかかるなか出展・運営関係者が1500人から2000人ほどが参加する『フレンドシップリング』。各パビリオンからは約10人ずつが大屋根リングにあがる。
伝統衣装を着用している方や、マスコットなどさまざまな方が大屋根リング上に姿を見せる。そして各々が手を繋いでいき、大屋根リングが人の手つなぎによって1周する光景が完成……とはいかなかったが、スタッフの方たちは思い思いに手を繋いだり、報道各社が空撮しているヘリコプターに手を振ったりと、楽しんでいる様子を見せた。
2025年大阪・関西万博の理念やテーマの一節にある『自然界に存在するさまざまないのちの共通性と相違性を認識し、他者への共感を育み、また多様な文化や考えを尊重しあうことによって、ともにこの世界を生きていく』を体現したかのような光景が大屋根リングに広がるものとなっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ