坂東玉三郎「テクノロジーで人間の気持ちがどんどん早く流通してしまう」状況との対峙の仕方とは?

坂東玉三郎「テクノロジーで人間の気持ちがどんどん早く流通してしまう」状況との対峙の仕方とは?2

(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 歌舞伎俳優・坂東玉三郎が11月26日に東京・銀座アスター 本店で『銀座アスター100周年記念イベント』に登場した。

 銀座アスターは、1926年12月に創業。依頼、銀座から中国食文化の魅力を発信し続け、100年にわたり独自の中国料理を提供している。その節目にあたる100周年にあわせ、さまざまなプロモーションを展開(主なプロモーションは文末にて)。玉三郎は普段から銀座アスターを愛用していることからゲストとなった。

坂東玉三郎「テクノロジーで人間の気持ちがどんどん早く流通してしまう」状況との対峙の仕方とは?1

 未来への思いを込めた玉三郎による「揮毫(きごう)セレモニー」を開催。『不易流行』としたためた玉三郎へ、司会から「伝統を守ることと、そして新しいものへ挑戦することの難しさ、また魅力について、どのようにお考えでしょうか」との質問が。

 これに玉三郎は、「難しさと言えば、時代がいわばその情報とか、それからこのテクノロジーで人間の気持ちがどんどん早く流通してしまうということが加速したんです。それが、人間同士で伝えるってことが難しくなった時代なんです。これは多分、お料理の世界でも同じでしょうし、私たちの芸能の世界でも同じなんです。これが難しくなりました、はっきり言って。でも、人間というのは、たとえば何が開発されようと、人間の肉体以外のものがどんなに開発されようとも、この肉体と魂っていうのは、もうこの許容量は変わらないと思うんです。そういう意味で、変わらないものと対峙してどうやっていくかってことを考えています」と、考えを披露していた。

 続けて次の100年に文化を継承していくために考えていることは?という問い掛けがあり、「やっぱり人間が会って話し合うってことが一番大事だと思いますね。それとね、こちらに招いていただいたから言うわけではないけども、結構手軽なものを食べてる人もいるんですよね。でも、『味覚』っていうのは文化と直接、実は繋がってるんです。だから味覚がちゃんと発達しないと、物の良し悪しが分からないってことがあるんです」と、持論を披露するとともに、銀座アスターへは「そこのところは、あの話しています。だから社長にもお願いして、みなさん若い方が気楽に来られるようになさった方がいいのかなって」と進言もしているそうだ。

 ■プロモーションの一部
 ・100周年特設サイトを12月1日より公開
 ・12月20日24時よりにBSフジ番組『小山薫堂 東京会議』の放送
 ・『名菜席』を2026年11月10日と11月11日予定で開催
 ・『本店賞味会』を2025年12月9日予定で開催
 ・『本店賞味会』の予定北海道、沖縄、九州など日本各地の食材を使用した銀座アスター本店の伝統と革新を表現①2月開催予定 ②6月開催予定 ③9月開催予定
 ・銀座本店にて復刻メニューの登場!季節ごとに展開(12月は『たらば蟹と海の幸の巻き揚げ』『天白どんこと筍の煮込み、スターアニスの香り』)

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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