岸善幸監督 映画『白鳥とコウモリ』へ東野圭吾さんが「きっと本当に喜んでもらえると思います」

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(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 映画『白鳥とコウモリ』(監督:岸善幸/配給:松竹)オープニングセレモニーと完成披露試写会が8月2日に東京・丸の内ピカデリーで開かれアイドルグループ『SixTONES』松村北斗、俳優・今田美桜、柄本佑、前原滉、中村芝翫、井川遥、三浦友和、岸善幸監督が登壇した。

 作家・東野圭吾氏の同名作でシリーズ累計発行部数185万部を突破している作品が原作。善良な弁護士が殺された殺人事件の容疑者の息子・倉木和真(松村)と、被害者の娘・白石美令(今田)がとある違和感から手を取り合って“真実”に迫っていくという物語。

 オープニングセレモニーでは7月23日に大腸がんで亡くなった原作者の東野圭吾さん(享年68)を今田、岸監督が追悼した。

 岸監督は「先月23日に逝去されました哀悼の意を表します。東野先生が作品で描かれたテーマは人間の複雑な感情で、生きることの厳しさとともに、生きるための希望を描いていました。それを映像化するにあたって、スタッフ一同話し合いながら、現場でキャストと話し合いながら臨みました。こうして、みなさんの前で披露できることを嬉しく思っています。東野作品はミステリーということを描いておりますから、斬新な設定もございます。ですが、東野作品の本質は人間のドラマを描くことであると思っています。それをお届けできることを嬉しく思っております。きっと東野先生も本当に喜んでもらえると思います」と、追悼のメッセージを送った。

 今田は「この作品を通じて、東野圭吾先生が生み出された物語の中で過ごす時間のなかでさまざまな思いと葛藤しながらも強く真実を追及する姿に、心を動かされました。それを大切に演じさせて頂きました。東野圭吾先生の極上なミステリー『白鳥とコウモリ』の中に登場するみんなの姿がとても丁寧に描かれていますので、見届けてほしいです。出演者の1人として大切に届けてまいりたいと思います。参加させて頂けて心より感謝したいと思います」と悼んだ。

 また、岸監督はあらためて舞台あいさつでも東野さんのことに触れ、「先ほどの最初のセレモニーでもお話ししましたけど、やっぱり東野さんの作品は人間ドラマが、本当に、よく描かれていると思います。ここを描かないと、たぶんダメなんじゃないかなと思って、それはすごく大切にしました。それと今日登壇いただいているキャストの方々とは、役作りについてすごく時間をかけてお話しさせていただきまして、本当にいい演技、現場になったと思います」と、役者にも厚い感謝を寄せた。

 映画『白鳥とコウモリ』は9月4日より全国公開予定!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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