二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」2

 アイドルグループ『嵐』の二宮和也が28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『アナログ』(監督:タカハタ秀太/配給:アスミック・エース=東宝)完成披露試写会に俳優・波瑠、桐谷健太、浜野謙太、アイドルグループ『なにわ男子』藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ監督とともに登壇した。

 お笑いタレント・ビートたけしが70歳で書き上げた初恋愛小説『アナログ』(集英社文庫刊行予定)が原作。全てがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという動機から始まった作品だ。二宮は、手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟役を。ヒロインで悟が惹かれていく謎めいた女性・美春みゆき役には波瑠が起用されている。

 以下、公式レポートから抜粋部分。

 大盛り上がりのブルーカーペットイベントを終えたキャスト&監督は劇場内に移動し、満員御礼の中で完成披露試写会の舞台挨拶に臨んだ。手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・水島悟を演じた二宮。そんな悟と、波瑠演じるみゆきが“毎週木曜日に会う約束をする”ストーリーの設定にちなんで「毎週習慣にしていること」を聞かれると「僕はYouTubeに水曜と日曜に動画を上げているので、月曜日と金曜日がデッドラインだと思っています。決まったお仕事がなかったので、結果的にそのスケジュールで曜日を計るというか、毎週のリズムになりました」と答えた。

 携帯を持たない謎めいた女性みゆきを演じた波瑠は、同じ質問に対して「自宅で小さな植物を育てていて、最近では伸びてきたツルを水コケに浸して根っこを生えさせることに挑戦しています。その根っこの状態を見るために一週間を計るという習慣になっている」と話すと、すかさず二宮は「アナログですね~!」と平和なエピソードにほっこりしていた。

 悟の小学生以来の友人・高木淳一を演じた桐谷は昼寝が習慣といい、可愛らしく「フワフワお昼寝」と命名。おなじく悟の小学生以来の友人・山下良雄を演じた浜野は「毎朝5時に起きて子供の弁当を作ることが習慣」とすっかりパパの顔。悟の大阪支社の後輩・島田紘也を演じた藤原はスライダー、シュート、チェンジアップと名付けた小さなフグを飼育しているそうで「毎週日曜日は水槽を洗う」と明かした。

 みゆき(波瑠)の姉・香津美役の板谷は、体力作りのために縄跳びを始めたそうで「一日トータルで40分くらい飛ぶので、日常も飛んでいるような気分になります」と照れ笑い。タカハタ監督は「好きなラジオ番組をオンタイムで聴いています」と話した。

 印象的な撮影エピソードの話題になると、二宮は「広尾の普段使っているような道で撮影したのが印象的だった。東京だと撮影ができないというケースがあって郊外での撮影に出ていたので、東京でも撮れるのかと驚いた」と新鮮な面持ち。波瑠も「広尾の住宅街の中に、こんなに素敵なカフェがあることにびっくりしました。見慣れた景色過ぎて不思議でした」と都内ロケが思い出深い様子。桐谷は二宮&浜野の3人での会話場面を挙げて「15分くらいカメラを止めずアドリブでお芝居するというのを毎シーンやっていました。すべてを繋げたら『ゴッドファーザー』くらいの長さになるのではないかと思った。いつかディレクターズカット版を観たい。それくらい楽しい撮影だった」と充実した表情で撮影を振り返った。

 最後に主演の二宮は「この映画は10月6日という季節感が重要で、肌寒くなってきた時期にじんわりと温めてくれるというか、そんなテイストがずっと続く心地のいい映画になっています。ちょっとだけ温めてくれる映画の性質をたくさんの皆さんに味わっていただきたいです」とアピールしていた。

 映画『アナログ』は10月6日より全国公開予定!

 ※二宮和也過去記事
 ・二宮和也 旅行に行くなら「やっぱりハワイ」!SCOOP! JCB新CM
 ・二宮和也 涙のシーンも!主演映画「アナログ」特報解禁
 ・二宮和也 信念デザイナー役!今秋公開予定映画『アナログ』主演

 ※記事内画像は(C)2023「アナログ」FP(C)2023 T.N GON Co., Ltd.

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」7

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」6

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」3

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」5

二宮和也「広尾の普段使っているような道で撮影した」1