前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」

前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」5

 実業家の前澤友作氏が29日、東京・TOHOシネマズ日比谷でドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』(監督:平野陽三/配給:ナカチカピクチャーズ)初日舞台あいさつに平野監督とともに登壇した。

 宇宙旅行を成し遂げた前澤氏のの事前の準備の様子や国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在の模様、地球への帰還などが映し出された作品となっている。

 「2年前ですが、宇宙から帰ってまいりました」と、茶目っけたっぷりにあいさつを始めた前澤氏。

 本日着用のブルーのフライトスーツは2年前に宇宙旅行で着用してから洗っていないそうで、「宇宙の匂いが残っていると思って」と感慨深げに話すとともに、おなかの辺りをつねってきつくなってきていると、笑いながら話した。

 先行して各地で本作舞台あいさつにも立ったそうだが、前澤氏は「本当か嘘なのか分からないんですけど、泣いている方がいてもらい泣きをしてしまうこともあって」と、感じ入ることもあったそうだ。

 作品を見たときに、「自分のことだから最初は恥ずかしかったですけど、いまはジワリますね。オヤジとか出てきているところはジワるんです」と、感想を。映像内で描かれる訓練で1番キツかった部分へは、「椅子に座ってくるくる周る訓練は気持ち悪くるんです。みなさんにも、ぜひやってもらいたいです」と、ニヤリと笑いつつ、「宇宙に行ったときには全く同じ感覚になりました」と、訓練通りだったとも。

 宇宙に行くとなったとき「1度も怖いと思ったことがないです。事前にソユーズの安全性は丁寧に説明していただきましたし、むしろ楽しいだけでした。全く怖く有りませんでした」という前澤氏。

 宇宙で感じったことへは、「日の入りと日の出がとくに綺麗で。宇宙と地球の境界線がなんともいえない色になるんです。(滞在したISSは)1日に16周地球を周るので日の入り、日の出が16回あるんです。もうなんとも言えない。実際に見てもらいたいです」と興奮気味に話したり、「雲の量で、地球の青さがが違うんです。大陸が綺麗に見えることも少ないですし、とにかくずっと眺めていても地球は飽きないです」と、魅力を熱弁していた。

 最後に前澤氏から「小さい頃からの夢、“宇宙に行きたい”をかなえて頂きました。みなさんにも、いろんな夢があると思います。夢を持って人生を生きていくとは素晴らしいなと感じますし、夢を叶えるためにたくさんの方々に背中を押してもらって、多くの方がいないと成り立たないと思いました」と、実感を語り、イベントを終えていた。

 ドキュメンタリー映画『僕が宇宙に行った理由』は公開中!

前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」3

前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」1

前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」2

前澤友作氏映画「僕が宇宙に行った理由」は「最初は恥ずかしかった」4