前章大ヒット御礼舞台あいさつが開催（撮影：水華舞）
声優・内山昂輝が4月4日に東京・新宿バルト9で開催された映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』（アニメーションディレクター：黒川智之／配給：ギャガ）前章大ヒット御礼舞台あいさつを声優・入野自由とともに開催。司会はお笑いコンビ『アメリカザリガニ』柳原哲也が務めるなか、入野によると「仲が良い方」という2人で、トーク中にも内山がたびたび入野にツッコんだり、その逆もあったりで、笑い合いながらイベントを盛り上げた。
漫画家・浅野いにお氏が2014年から22年にかけて連載した『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』（通称・デデデデ）の劇場アニメ化作品。青春を謳歌する女子高・門出（幾田りら）とハイパー＆ポープな門出の親友・おんたん（あの）の姿が描かれ、2人の未来は思いもつかない方向へと流れていく。入野は〈母艦〉の襲来により行方不明となったアイドルと同じ姿をしている謎の少年・大葉圭太役を入野が演じている。
2人は作品にあわせて衣装のカラーを決めてきたといい、内山は前章カラーの青、入野は後章カラーの赤の衣装で登場。
入野は、本作出演にあたって、原作の浅野いにお氏の作品が大好きで映像化されると聞いてマネージャーにオーディションを探すようお願いしたというほど熱を入れていたそうだが、内山は落ち着いて声優はオーディションの声がかかる方が普通だとツッコみが。さらに、入野は舞台俳優としてもさまざまな作品に出演しているということもあり、入野がアニメに出演することや、中高生の声も違和感なくいけると、イジって入野を照れ笑いさせることも。
爆笑連発のやりとりが繰り広げられる
内山は門出とおんたんの仲良し女子高校生グループの1人である栗原キホと交際しているサブカル好きな男子高校生・小比類巻健一役を演じたが、入野も小比類巻のオーディションを受けてており、入野が「役は小比類巻だと思ってた」とぼそっと漏らす様子も。
その小比類巻へ、黒川氏のディレクションで自由度も高く演じたという内山。前章でいわゆる“闇落ち”してしまうそうだが、後章はその“闇落ち”にあわせて、その闇を前面に出して演じたのだとか。その際に、「『闇落ちしすぎ』と言われて。もうちょっと中間に戻して徐々にダークになっていこうと修正していました」と、エピソードを披露していた。
ほかにも、後章のキャッチフレーズ『君は僕の絶対だから』にちなんで、2人の“絶対”をトーク。内山はフリップに『ともだち』と記していたが、これに会場のファンからはくすくす笑い声があがっており入野も「ウソじゃん！」とツッコミ、場内は大爆笑。しかし、内山としては、社会人生活のなかで利害関係のない関係がいいと貫き通しつつ、カメラに向かってフリップをフリフリしていた。
映画 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章は公開中！後章は5月24日より全国公開予定！
撮影・文：水華舞
何かポーズをとリクエストされて大きくポーズをとる入野と小さく拳を握る内山
フリップをフリフリする内山1
フリップをフリフリする内山2
パネルに隠れるお茶目な姿も
