俳優・長澤まさみ主演で“キンプリ”の愛称でも親しまれている『King & Prince』髙橋海人、永瀬正敏が共演し10月17日より全国公開予定の映画『おーい、応為』(監督:大森立嗣/配給:東京テアトル・ヨアケ)。本作の場面写真が8月11日に公開となった。
江戸時代が舞台。絵師・葛飾北斎(永瀬)と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為(長澤)。「美人画では父を凌ぐ」と言われた才を持ち北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた。茶も入れられず、針仕事もできないが、親ゆずりの画才と豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為が、最後にたどり着いた幸せを描く。髙橋は北斎の門下生であり応為とは気心知れた友人としてともに絵の腕を磨く絵師・渓斎英泉(善次郎)役で出演している。
応為が愛犬・さくらを大事そうに抱く姿や、飴を片手に屈託のない笑みを浮かべる姿で、彼女の飾らない人柄が。一方で、寝転びどこか一点を見つめる物憂げな雰囲気を放つ応為の姿は、見ているだけで吸い込まれそうになるような深い眼差しを見せている。
さらに北斎の門弟で応為の友人・善次郎(=渓斎英泉/髙橋海人)と、同じく北斎の門弟で売れっ子の絵師・初五郎(=魚屋北渓/大谷亮平)の間に挟まれながら、無邪気な笑顔を見せる応為の姿も。友人であり兄弟でもあるような、良き理解者となっていく善次郎と、誠実で穏やかな佇まいで応為にとって自然と心惹かれる存在となっていく初五郎。両者との関係は……。
また、場面写真の中には、凄まじい集中力と迫力で絵を描き上げていく父であり絵師・葛飾北斎(永瀬正敏)の横顔や、画材や絵で散らかり放題の長屋で過ごした、父との何気ない生活を切り取ったカットも。さらにヒゲを生やした善次郎が片膝をつきながら絵を描いている横顔ショットも公開となった。
さらに、今回の発表にあわせて、8月29日(金)よりムビチケ前売券(カード&オンライン)が発売することも決定。応為と善次郎、そして北斎のキャラクターデザインとなっている。
※記事内画像は(C)2025「おーい、応為」製作委員会