YOSHIKI、今秋の大型ライブ発表!X JAPANの壮絶歴史を振り返り「アーテイストは死ぬ時が引退。どんな人生も仕事も辛いのだから」

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 X JAPANのYOSHIKI(52)が13日、都内で会見を行い、今秋に日本で開催する大型ライブの詳細について発表。「大規模なライブは8年ぶり。今回は3万人(規模)で3日間。30年前はアジアのアーティストが日本以外の国で成功するのは考えられなかったが、いまは変わった。この光景は夢のよう。いまは東と西の差がないのでチャンス到来。ヨーロッパに進出していきたい」と決意を新たにした。

 今回、大型ライブは2回開催され、第一弾が「X JAPAN Live 日本公演 2018 〜紅に染まった夜〜Makuhar Messe 3Days」で9月28日から30日までの3日間、幕張メッセで。第二弾がYOSHIKIソロによる「YOSHIKI CLASSICAL 2018 〜紫に染まった夜〜YOSHIKI with Phiharmonic Orchestra」で11月12日と同15日に東京国際フォーラムで開催される。またリリース日は未定ながらも、制作に10年を費やしたというX JAPANのニューアルバムもリリース予定。

 この日、自宅のあるL.A.から朝日本に着いたばかりというYOSHIKIは「レコーディングが終わらず2日間徹夜した。飛行機のなかで眠ることができてよかった。早朝に空港に着いたら、大勢のカメラやファンがいて、パジャマのような姿だったので、あわてて”YOSHIKIモード”を消そうと思った」と茶目っ気たっぷり。

 昨年公開されたX JAPANのドキュメンタリー映画「WE ARE X」を大反響だったが、「最もむずかしい作業でもあった」と静かに振り返った。

「X JAPANの歴史は壮絶で、10年前ぐらいからアメリカのエージェントに過去のドキュメンタリーをつくってみないかと提案されていたが、僕自身、10歳のときに父が自ら命を断ち、メンバーにおいてもHIDEやTAIJIを亡くしてしまい、Toshiは洗脳…。X JAPANの歴史の扉は閉じておきたいと思っていたが、何年もかけていろんな方に説得され、落ち込んでいる人の助けになるかもと考え直してやることにした」

 その激しいドラムスタイルから昨年には頚椎の手術も行ったが、「僕自身、プレーするときは明日はないんだというつもりでやっている。父がああいう形で亡くなったので、子どものときからどこかに自殺願望があったと思う。母がドラムセットを買ってくれたのがきっかけて、激しく叩くと体は傷めるが、怒りや悲しみを解放できる。それはいまも変わらない」。

 今後については「10年もかけた(X JAPANの)ニューアルバムのレコーディングを終えたばかりで、ワールドツアーを考えずにそれに集中していた。ベートーベンの交響曲が好きだが、何百年たっても聴いてもらえるような音楽をつくりたい。なぜ、自分が存在しているのかを考えることがあるが、音楽がなかったら僕は生きてゆけなかった」。

 また、小室哲哉が引退した際にはまっさきにSNSで反応したが、「引退発表の翌日に電話で『なんで?』って聞いた。アーティストは死ぬときが引退。どんな人生も仕事も辛いのだから」としみじみと話していた。

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YOSHIKI

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