永瀬廉“チーム総北”衣装でバーチャルサイクリング!坂東龍汰に先に言われて「今それ言おうと思ってた!」というシーンとは

永瀬廉“チーム総北”衣装でバーチャルサイクリング!坂東龍汰に先に言われて「今それ言おうと思ってた!」というシーンとは1

 “キンプリ”ことアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉(21)が26日、東京・渋谷のワイズロード渋谷本館で主演映画『弱虫ペダル』(監督:三木康一郎/配給:松竹)公開記念 バーチャルライドイベントを俳優・坂東龍汰(23)、作品の自転車監修を担当した城田大和氏、原作者の渡辺航氏とともに開いた。

 『弱虫ペダル』は2008年から渡辺氏が少年誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載しており、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまにメディアミックスされている高校生たちの自転車競技にかける姿を描いた作品。永瀬が演じる主人公の高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)は地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好き。坂道は、あることをきっかけに総北高校の自転車競技部に入部することとなり、そこで出会った仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を見せることとなる。坂東は坂道と同じ“チーム総北”のメンバー・鳴子章吉役を演じている。

 バーチャル上でみんなでサイクリングを楽しむという趣旨のイベントでバーチャルサイクリングサービス“Zwift(ズイフト)”を体験するというも。永瀬と坂東は“チーム総北”キャストということで、総北自転車部の衣装に身を包み会場に姿を見せる。

 初めてのバーチャルライドを目にした永瀬と坂東は、「坂道の傾斜がきついほどペダルが重くなったりするんですか?」と、早速興味津々。さらに、世界24ヶ国から約2000人近くの参加者が集まり、リアルタイムでつながっていることに驚く様子も。

 会場には城田氏、渡辺氏とともに、ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアを日本人で初めて完走したプロロードレーサー・新城幸也選手もオンラインで参加!新城選手について城田氏が「自転車界のレジェンド級の人」と話すと、永瀬は思わず「ジャニーズ事務所で言うと東山さん的な人ですね」と、立ち位置を把握し表現して、周囲を笑わせる一幕も。

 いよいよ、永瀬がバーチャルライドを体験。城田氏も説明しながらサポートし、まるで撮影時の練習を思い出すように久々のロードレーサーの感触を楽しむ。しかし、久々のロードレーサー。さらにバーチャルということもあってか、思っていたよりスピードが出ず、必死にペダルを漕ぐ永瀬に対して坂東が「『King & Prince』の永瀬に戻ったな」と、ボソリ。

 しかし、坂東も体験してみると、やはり思たよりスピードが出ず、さらに劇中でチーム総北を引っ張るスプリンター・鳴子のように前傾姿勢でダンシングするも、「(走り方)忘れちゃってんじゃん!」と、城田氏からツッコミが飛んだ。

 そんな体験を終えた永瀬は「本当に走ってるみたい」と感激。「全然苦にならないし、リアルタイムで世界中の人たちと一緒に走るのは楽しい」と笑顔。その技術の進化に感嘆しきりという様子だ。坂東も、体験する際に間違って一番重いギアに変換してしまったことを後悔し、「自爆しましたね。さっきの一瞬でもう足に乳酸が……」と、苦笑しつつも「スピードだったり、ケイデンス(回転数)だったり、外で走ってると自分では見えない部分まで映像でわかるので、まるで外で走っているかのように楽しいです!」と、走り心地へ感想を寄せた。

 撮影中の自転車エピソードを聞かれた永瀬は、城田氏からの指導を思い出しながら、「クライマーとスプリンターでチームを分けて、相当な練習をしました」と振り返ると、城田氏が「ケイデンス上げた時にお尻が飛ばないような練習もしてた」と、リアリティーを追求していたことを明かす。坂東は「ひたすら走るのもやったよね」と、懐かしみつつも、撮影が冬だったこともあり「あの時に『Zwift』を知っていたらもっと速かったかもしれない……」と、当時バーチャルライドで練習できなかったことを永瀬と一緒に残念がっていた。

 さらに、撮影で大変だったシーンを問われると、永瀬は真っ先に今泉俊輔役の伊藤健太郎との最初の対決となった裏門坂のレースシーンを挙げる。「ロードバイクなら多分平気なんですけど、ママチャリだったから全然進まなくて。しかも追いつかないといけないシーンだったのに、サドルも低いし……頑張りました」と、坂道という役柄ならではの苦労話を。

 逆に楽しかったシーンを聞かれると、永瀬は「全部楽しかった」と言いつつも、「あえて1番といわれると、レースの最初にあるパレードランのところですね。本物の大会に出るかのような緊張感で、エキストラの観客も入っていて、さらにチーム総北の6人で走れるというのもあって個人的にテンションが上がりました」と、圧巻の光景だったのだとか。

 さらに、ドローンでの撮影についても「あの日寒かったんですが、橋の上からドローンで撮影されているのがわかってたので、どういう絵になるか想像してたんです。実際に出来上がった映像を見たら、かなりきれいな絵になっていたので、嬉しかったです」と熱弁。続けて、坂東がお風呂のシーンが楽しかったというと、永瀬も「今それ言おうと思ってた!」と遮り、坂東が「じゃあ今のカットで」というなど仲の良さが垣間見える一幕も。

 その合宿中のお風呂シーンについては「ほとんどのシーンで自転車に乗ってて、地に足がついていないので逆にお風呂のシーンはみんなでサウナの中で話したり、裸で男子が集まるとおのずと楽しい話もできました」と、永瀬。坂東も「ぼくと(菅原)健君だけほぼ裸だったんですよ!それを永瀬君がすごい顔で見てた」と、裏話を披露していた。

 記念ライド終了後には、オンラインで渡辺氏と新城選手もトークに参加。総北のチームジャージで参加した渡辺氏に永瀬が「先生が一番気合が入ってる」と絶賛。さらにその背景には、主人公の坂道が描かれたタイヤホイールなども飾られており、仕事場に自転車が10台ぐらいあることを明かされると永瀬は驚くことも。

 永瀬から最後に「自転車の作品なので、レースの部分が注目だとは思いますし、原作を読んでいる人は結末を知ってると思いますが、CGなしのリアルなレースが描かれているので、実写としての見どころの1つになっています!原作のような手に汗握る展開は映画でもちゃん描かれているので、レースならではのハラハラドキドキ感をぜひ、体感してください」と、思いを伝えていた。

 映画『弱虫ペダル』は8月14日より全国公開予定!

 ※記事内写真は(c)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (c)渡辺航(秋田書店)2008

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