劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song」大ヒット御礼舞台挨拶開催!中田譲治 言峰綺礼コス登場や杉山紀彰「最後まで収録ができてとてもうれしかった」と想い伝える

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song」大ヒット御礼舞台挨拶開催!中田譲治 言峰綺礼コス登場や杉山紀彰「最後まで収録ができてとてもうれしかった」と想い伝える1

 「劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song」大ヒット御礼舞台あいさつ特別興行ライブビューイングが22日、都内で開かれ衛宮士郎役・杉山紀彰、間桐桜役・下屋則子、セイバーオルタ役・川澄綾子、遠坂凛役・植田佳奈、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役・門脇舞以、言峰綺礼役・中田譲治、ライダー役・浅川悠、須藤友徳監督が登壇した。

 手にした者の願いを叶えるという万能の願望機「聖杯」をめぐる物語を描いた、ヴィジュアルノベルゲーム『Fate/staynight』が原作。2019年に公開された第二章[lost butterfly]は109万人を動員、興行収入は16.7億円を記録し、2017年に公開された第一章[presage flower]を上回る成績を収めた作品の最終章となる。

 中田は神父服を着用し、手に黒鍵(言峰綺礼が使う武器)を身に着けた言峰綺礼スタイルで登場。壇上にあがると、アサシンの気配を感じたようで、舞台の中央で黒鍵を抜くポーズを披露し、いきなりファンを楽しませる演出を披露。

 今回の舞台あいさつでは、冒頭からエピローグまで各シーンを振り返りながら、スタッフとキャストが語り合うことに。オープニング、バーサーカーとの戦い、そしてセイバーオルタとライダー、衛宮士郎の対決、遠坂凛と間桐桜の姉妹の相克、そしてクライマックスからエピローグまで。ところどころに須藤監督の解説が入り、映像に込めた想いが明かされました。

 最後に登壇者それぞれからメッセージが寄せられた。

 ○ライダー役・浅川悠
 「個人的なことを言わせていただけると、ライダーは『衛宮さんちの今日のご飯』以外では、かならず最後に消えてしまうので、今回は最後までいられることが嬉しいですし、彼女には姉妹ということも大切な要素ですので、最後まで姉妹を守ることができて。布の服で最後までよく頑張ったなと思います(笑)」

 ○言峰綺礼役・中田譲治
 「個人的には言峰綺礼という人間の、今まで見えなかった部分を見ていただけることが嬉しく思います。僕は試写会で拝見して、今年度のベストワンに選ばれるべき映画のひとつだと思いました。多くの方にご覧になっていただきたいと思います」

 ○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役・門脇舞以
 「公開2週目を迎えて、今日も画面越しでご挨拶することになりましたが、色々なツールでみなさんから熱量のこもった感想をいただいています。そのたびに胸が熱く、やり終えたなという気持ちを味わっております。イリヤのこれまで抱えていた経験や想いを、たくさん描いていただけて嬉しかったです。これからもぜひ、ご覧いただけると嬉しいです」

 ○遠坂凛役・植田佳奈
 「公開して一週間経ちましたが、何度もご覧くださったとツイッターなどで感想をいただけて、とても嬉しいです。実は今日はイヤリングを、あやさん(川澄綾子)がプレゼントしてくださったものを付けていて、あやさんも赤いイヤリングをつけていておそろいみたいでウキウキしていました。15年いっしょに関わってきて、キャストのみなさんとも仲が良くて、家族みたいな関係で作品に臨めたことがとてもうれしいです」

 ○セイバーオルタ役・川澄綾子
 「先ほど控室でテレビを見ていたら、『第三章』が映画ランキングの1位をとっているのをみんなで見ることができました。「三章続けて第1位」とテロップに出ていて、役者にとっても、スタッフにとっても、これ以上もない最高のプレゼントをいただけたなと思います。須藤監督がすべてのカットにちりばめた要素を存分に見ていただけたら嬉しくと思います」

 ○間桐桜役・下屋則子
 「前回の舞台挨拶で感極まってしまったのですが、それは収録用のカメラの向こうに、全国の劇場で多くのみなさまがご覧になっているんだなという想いが伝わってきたからなんです。今日は泣きません!(笑) こうやってファミリーのような大切な存在のみんなと登壇できて、作品を語り合えることが素敵な時間だったと思います。『Fate/stay night』の桜を演じるのは最後かもしれないなと思いながら、集大成のつもりで演じていました。最後までありがとうございました」

 ○衛宮士郎役・杉山紀彰
 「当時から桜ルートまでできたらいいねと言っていたのですが、みなさんの応援と、作品を愛する監督に出会って、最後までみなさまにお届けすることができました。15年、同じ座組でやらせていただいて、家族のようなかたちで最後まで収録ができてとてもうれしかったです」

 ○須藤友徳監督
 「こうして『第一章』から『第三章』まで作ってきて、アニメーションを作るということは、毎日の積み重ねを繰り返して、やっとできるものなんだなと感じています。スタッフのみなさんのお力で完成させることができて、本当に作って良かったなと思います。本日はありがとうございます」

 なお、舞台あいさつにて28日にABEMAにて大ヒット御礼特番を実施することを発表。メインキャストから杉山紀彰、下屋則子、川澄綾子、植田佳奈、門脇舞以、中田譲治、浅川悠と、舞台挨拶と同じ7人が出演予定。配信時間等詳細は後日発表されるという。