「アイドリッシュセブン」のTRIGGERの羽多野渉&斉藤壮馬&佐藤拓也がオンラインライブ開催!「その日を信じて、俺達はまた歌い続けよう」【DAY1公式レポ】

「アイドリッシュセブン」のTRIGGERの羽多野渉&斉藤壮馬&佐藤拓也がオンラインライブ開催!「その日を信じて、俺達はまた歌い続けよう」【DAY1公式レポ】1

 2021年7月3日(土)、『アイドリッシュセブン』の作中に登場する3人組グループ TRIGGERの2nd Album『VARIANT』の発売を記念して、初の単独オンラインライブ『TRIGGER LIVE CROSS “VALIANT”』DAY1が開催された。

 アルバムに収録された新曲『VALIANT』や『バラツユ』なども本ライブで初披露。羽多野渉(八乙女 楽役)、斉藤壮馬(九条 天役)、佐藤拓也(十 龍之介役)が配信を観る全国のマネージャーに想いのこもった歌声を届けた。

 本記事では、熱いパフォーマンスが繰り広げられたDAY1の様子を紹介する。

 ライブのオープニングは、『The dawn ~Sword of VARIANT~』の旋律と、中世ヨーロッパを思わせるモノクロの景色とともに始まった。徐々に映し出される3つの人影。これから始まる感動と興奮のひとときを予感させる演出に、固唾を飲んだ方もいるだろう。

 そして、満を持してTRIGGERの3人がステージに集結。アルバムジャケットを彷彿とさせる漆黒の衣装を身にまとった姿は気高い騎士を思わせる。一曲目は、2nd Album のリードトラック「VALIANT」だ。クラブ・ミュージックを感じさせるダークな雰囲気をもつ楽曲を、殺陣を交えてクールに歌い上げる。「新世界へようこそ」と歌詞にあるように、誰もが一瞬で TRIGGER の世界に引き込まれたに違いない。

 3人は開幕の挨拶を終えると、ライブビューイングと配信を観ているファンに向けて、自身が演じるアイドルらしく、それぞれ今日の意気込みを伝えた。

 楽「どんなに離れていても、みんなの声は届いているからな。最後まで俺たちについてこいよ。盛り上がろうぜ、みんな!」
 天「今日は見てくれて本当にありがとうございます。みんなの想い、ちゃんと届いているよ。僕たちの声もちゃんと届けるから!」
 龍之介「今日をみんなと迎えられて嬉しいです。心の底から歌います。みんな楽しんでいってね」

 ここからは、彼らの原点とも言える楽曲が続く。『DIAMOND FUSION』は TRIGGER結成後に披露されたデビュー曲だ。続く『Leopard Eyes』は BLACK or WHITE で IDOLiSH7と対決した思い出の1曲。TRIGGERの楽曲のなかでも、とりわけセクシーなナンバーとして人気が高い。そして、「In the meantime」はアプリゲーム第3部でTRIGGERにとっての転機と言える出来事に関係する楽曲だ。前を見据えて、配信を観る観客に想いを届けるように丁寧に歌い上げる。気になるストーリーの詳細は、7月4日から放送開始のTVアニメ『アイドリッシュセブン Third BEAT!』でチェックしていただきたい。

 一発の銃声から始まった楽曲は、『Crescent rise』だ。作中では、TRIGGERが主演を努めるミュージカル『クレセント・ウルフ』の主題歌になっている。「志を同じく、ここに立てたことを誇りに思う」という同ミュージカルのセリフは印象的で、まるでこのステージに立つTRIGGERの気持ちを代弁しているかのように筆者には感じられた。

 次に歌い上げた『My Precious World』は、ドラマ『ダンスマカブル』の主題歌。作中で演じたキャラクターをイメージした衣装に着替えてパフォーマンスを披露した。透明感のあるシンセサイザーの音色とともに、力強い歌声で配信を観ている観客のボルテージを静かに引き上げていく。

 ここからは、ピアニスト・岸田勇気を招いた特別アレンジを続けてお届けする。1曲目 の『DESTINY』は 、TRIGGER結成のエピソードを描いた『TRIGGER -before The Radiant Glory-』のED主題歌だ。続く『バラツユ』はアルバム新曲のラブバラード。ピアノの旋律に乗せてしっとりと歌い上げる姿が印象的だ。

 穏やかな旋律もつかの間、この先は怒涛の展開が待ち構えていた。一糸乱れぬフラッグパフォーマンスとブラス・セッションが登場すると、ステージはさながらダンスフロアのような盛り上がりをみせる。『Treasure!』はそんな雰囲気にピッタリのリズミカルなナンバーだ。間髪入れずに『SECRET NIGHT』、『NATSU☆しようぜ!』、『Heavenly Visitor』の3曲を熱唱。ライブ終盤に向けて一気にラストスパートをかけていく。

 まだまだ歌い足りないといった表情の3人だが、終演の時間は容赦なく迫っていた。終わりを惜しむ観客の声が届いたかのように、天「次はきっと皆さんの前で」、楽「また絶対会えるよな」、龍之介「その日を信じて、俺達はまた歌い続けよう」とそれぞれが言葉を続ける。

 最後は、このステージを作り上げたパフォーマー全員がステージに集結して『DAYBREAK INTERLUDE』を披露。『We are TRIGGER』と歌詞にある通り、一体感のある見事なパフォーマンスでステージの熱気を高めていった。

 『TRIGGER LIVE CROSS “VALIANT”』DAY2 は7月4日(日)開催。DAY1を見逃した方も、チケットを購入すれば7月12日(月)23:59 までアーカイブ配信を視聴できる。ぜひ 2 日間通して応援していただきたい。

 ※DAY2も合わせたレポート
 ・TRIGGER・羽多野渉&斉藤壮馬&佐藤拓也「志を同じく、ここに立てたことを誇りに思う」!「TRIGGER LIVE CROSS “VALIANT”」2DAYS開催で最高の歌声届ける【DAY1&DAY2公式レポ・セトリ付】

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 ※記事内画像は (C) BNOI/アイナナ製作委員会