お笑いコンビ『ずん』飯尾和樹、やすが7月29日に東京・丸の内のカルビー本社で『やめとまかるた 最優秀作品決定&のりしお味発売』記者発表会に登場した。
カルビー株式会社のスナック菓子「かっぱびせん」でおなじみのキャッチフレーズ「やめられない、とまらない♪」ことを一般の方から募集。集まった3万1678作品の中から“かるた”の読み札として、入選45作品と最優秀候補5作品をお披露目するというイベント。2人は審査委員長を務めており、最優秀作品に輝いた1点をこと選定・発表することからゲストとなった。
飯尾はエビ、やすはかっぱのかぶりものをして登場。まずは2人のコンビ名の話を話し始め、濁点がつく、「ん」が入るものが売れると言われていたためこうしたことが明かされたり、つけた後に下に落ちるような音だと言われて苦労したことなどを、2人流れるように掛け合いで話していくコンビ芸をさっそく披露した。
そんななか最優秀候補の5作品に残った『おう断歩道 白線だけを 踏み渡る』のイラストと「お」から飯尾も1句読むこととなり、「おかやま県 まであと 512km」とキレキレの句を読み上げ、「静岡県くらいの歩道あたりだと思います」と、解説して笑いを誘うこともあった。
2人にとって“やめられない、とまらない”ことは?という問い掛けにやすは『ダジャレ』といいトマトの食レポに出かけた際に、「トマトを食べて、“うまト”と言ってしまう」と話していたが、その言った状況について飯尾が「それが幻のトマトを食べた食レポなんです」と明かし、オンエアされずに飯尾と技術スタッフのみで止まってしまったというオチをつける。やすは「『私も思い浮かびましたけど口にできないんですけど、よく言いますね』ってよく言われます」という言葉も投げつけられているそうだ。
一方、飯尾は『現実逃避』がやめられないといい、「親父がトム・クルーズだったらとか思いますよ。家系図遡ったら家康だったとかないかなとか。(徳川家康の末裔を公表している)パーティーちゃんの信子が羨ましい」と、話していた。
そんな笑顔あふれるやりとりの後、最優秀は『くつしたの かたいっぽいつも ぼうけん中』と発表。なお、イラストレーターでかるた作家の豊永盛人氏が描き下ろしでイラストを担当している。また『やめられない、とまらない♪』ことを募集するキャンペーン第2弾が7月29日から8月20日午後11時59分まで展開することもアナウンス。第2弾はかるたにはならないがJTBトラベルギフト81000(やめとまんえん)円分が抽選で10人にプレゼントされるとしている。
そしてやすから「子供の頃から食べてるかっぱえびせんを大人になってもかかわらせて頂いて、幸せな時間を頂きました。ありがたかったです」といえば、飯尾は「甥っ子や姪っ子が来るときに用意しておいきたいし、午前2時、3時の3軒目の飲み屋にも合う24時間稼働している商品です」とアピールしていた。
■最優秀賞候補5作品
◯くつしたの かたいっぽいつも ぼうけん中
◯おう断歩道 白線だけを 踏み渡る
◯うちゅうじん になる せんぷうき前
◯ねる前の ショート動画が ロング時間
◯にあうかな? 鏡の前で ターンする
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ